- 名前
- みんきー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
インド初日
2008年10月27日 22:11
というわけで、インドです。
といっても初日は移動だけ。デリーに無事着きました。観光旅行ならなんてことないはずですが、ただの観光ではないのでいろいろありました。
成田では思ったよりスムーズにいきました。タイへの観光客は減ってるらしいですが、私の乗るタイ航空機はほぼ満席でした。
思い起こせば7年前、9.11の直後にシドニーに行ったときは日本発着の便が異常に空いていましたが、そんな事件は忘却の彼方みたいです。
バンコク行の機内食は、なんと、選べるようになってました。前は選択の余地がなかったように思うのですが、勘違いだったかも。
選べるといっても所詮はエコノミーなので「牛丼」か「中華(海老とかチンゲン菜とか入ってるもの)」でした。
インドにいくと牛はまず食べられませんが、牛丼がそんなに好きでもないので海老のほうにしました。機内食の味がしました。
バンコクでは4時間以上待ち時間があります。昔の空港だといろいろあやしい、もとい、庶民的なお店があったのですが、今やブランド品か食べ物かお土産屋がほとんどを占めています。
その他のお店は申し訳程度の売り場に「金になりそうな」高いものが置いてあります。
ちなみに、円高の影響でタイバーツもお買い得になっていました。でも、バーツをもらっても邪魔になるだけなので(今年はカンボジアにはいかないはず!!!)「あーあ、もっと前ならよかったのに」と恨めしげに眺めるだけでした。
バンコクの空港では、セキュリティチェックでひっかかりました。ポカリスウェットの粉末と瓶入り錠剤の風邪薬が引っかかったようです。
数年前、スターアライアンスのゴールドメンバーだった時に、この空港のラウンジを使ったことがあり、その時に無線LANが使えることを知っていました。
なので、タイ航空のラウンジの近くまで移動し、そこらの椅子に座って、無線LANのおこぼれにあずかりました。3時間くらい時間をつぶすとノートPCの電池が1/4になったので、そこでストップ。
デリー行きの搭乗ゲートに来ましたが、まだほとんど人がいません。まだ搭乗時間まで1時間以上、出発予定までだと2時間近くあるからでしょう。
そのうち、人が集まってきて、みるからに「インド!」という人が多数集まってきました。搭乗時刻となりゲートに殺到し、列がぐちゃぐちゃ(1列が途中から何列にもなる)なのをみて「ああ、インドにいくんだ」と実感しました。
機内でも、乗ったらいきなりCAさんに「水」を頼むインド人、それを見てた私の隣の中国人が真似をしたりと、いかにも「インド」的な図々しさが全開です。
そういえば、着陸体制の時にトイレにいったおじさん、そのまま着陸するまで帰ってきませんでした。
デリーの空港では一悶着ありました。はい、例によってカルネで持ち込んだ機材です。カルネの書類に電子機器(PCやデモ機器)のシリアル番号がないから、入ったものと出たものが同じかどうかわからんじゃないか、と言ってます。
こっちは「じゃあ、今中身をあけて調べればいいのか?」と聞いたつもりでしたが、どーも通じてないようです。ジャバニーズイングリッシュとインディアンイングリッシュでのコミュニケーションにはかなり障害があるようです。
こっちの担当の人から「税関トラブルはこの人、ホテル送迎はこの人」と教えてもらったリストにしたがって、電話をかけたら、すぐに担当の人が来てくれて(首からIDさげてます。これがあると中に入れるらしい)、あーたらこーたらヒンディー語で話してます。
結局こっちの言うとおりのことをすればよかったらしく、その他に、パスポート番号やら名前やらサインやらして終わりになりました。仕事はお役所仕事でゆっくりしてます。イタリアとどっちがゆっくりか、というと微妙なところ。イタリアだと言葉が通じないと適当にやってくれますが、インドは全然進まないところが違いでしょうか。
そうそう、ヒンディー語で「アチャー」というと「はい」の意味らしく、しきりに担当の人が「アチャー」というのですが、それを聞くたびにこちらは申し訳ない気持ちになりました。なぜかカンフーは連想しませんでしたが。
デリーの空港で面白かったのは、2つ。1つは、入国審査の後にアナログ時計があって、それに世界の都市名が書いてあるのですが、おそらく最初はその国の時間になってたのでしょうが、今ではでたらめな時間をさしていたことです。気にしないんでしょうね。
もう1つはバッゲージクレームの所に免税店があること。最初「なんだこりゃ??」と思いました。でも、考えたらここで買えるのなら楽なのは確かです。
税関を抜ければ後は楽で、無事ホテルまで送迎してくれる人にパスしてもらいました。車が日本仕様(右ハンドル、スライドドアが進行左側にあり)でしたが、カンボジアでは平気で日本仕様の車が走っているので気にしませんでしたが、道路にでてびっくり。ああ、インドはイギリスと同じ左側通行だったのね、と思い出しました。
しばらく走って交差点が「ロータリー」みたいになってくると「ああ、ニューデリーに着いたんだなぁ」と実感します。当然ですが、運ちゃんは地道にロータリーをぐるりんと回って走ります(空いていても逆回りショートカットはしません)。なんでもイギリス仕様です。
ホテルは無事チェックインしました。でも税関で手間取り、担当の人の後についていったのですっかり両替を忘れてしまいまいた。ホテルが高級ホテルなので両替できましたが、フロントから両替、部屋まで案内してくれたおじさんに最後にチップを10ルピーあげたら、荷物も持たないくせに「少ない」といいます。
こっちは40ルピー、それも20+10+10の組み合わせしかありません。年に免じて20ルピーと交換したらまだ少ない、といいます。「これは0.5ドルだ」とかほざいているので「これが普通のはずだ」といったらあきらめました。本当は「ルピーの価値はかわらんだろう」と言いたかったのですが、英語が思いつきませんでした。ルピー安になってて、それに円高も加わり、確かにレートはよくなってます(以前だと千円300ルピーくらいだったのがいまでは500ルピーになります)。
しかもその後、私が空港宅配で送った荷物をもってポーターが二人やってきました。もう何といわれようと10ルピーずつしか渡せないので、不満な様子だったのかもしれませんが、無視して「ありがとう」といって追い返しました。
それにしても高級ホテルは金がかかるわ。私には向いてないかも。でも泊まるところの選択権はないので仕方ないです。
これらが終わって時計をみると、こっちの時間で夜中の1時近くになりました。日本時間だと朝4時半ですが、機内で少しは寝ているので徹夜ではありません。
***
今日の一言:オフィスで使える言い訳集1「いつもそのようにしています」
ホントに言ったら角が立ちそうな言い訳をずらずら並べてみます。言外に「そんなこともしらんの?」と非難する撃墜モードに入っております。
***
本日の画像は、インドの「高級ホテル」にもある「計量カップのおばけ」です。インドでのトイレは人力ウォシュレットです。
この水の半分がウォシュレットとして、残りの半分が手洗いとして使われるそうです。もちろん、人力ウォシュレットにはもれなく左手で洗うオプションがついていて、その手を洗うためです。
このデジログへのコメント
トイレに行ったおじさん一体いずこに。。。?
あや♪さん、コメありがとう。
だって、昔はごっつい変圧器を買って、しかもそれがカンボジアで火を吹いたことありましたが、何か?
秋桜さん、コメありがとう。
おじさんは、ランディングした後地上走行の時に何食わぬ顔で戻ってきました☆
コメントを書く