- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
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- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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ほんとに久しぶりの7時半、早起きをした。
2008年02月29日 12:12
昨晩は早起きするために早く寝ようと算段していても普段の習慣はなかなかぬけれないものと見える。 結局なんだかんだやっていて夜中の3時を廻って寝床に入った。
大体朝早く起きる必要のない生活をしていてグウタラに一日の始まりは全ては昼を廻って、というような事をしていると体調を壊したときには家庭医のところに走り朝の診療時間に見てもらうためには9時までには待合室には入っていなければならぬ。
見てもらい薬を処方してもらい薬局でそれを受け取りうちに戻ると10時前だった。 新聞を読んだり庭に出たりしていると12時前、車でスーパーに出かけ生鰊とムール貝のフライでビールを飲んで買い物をして2時ごろに帰宅、夕食の準備を30分ほどで出来るようそのように準備、下ごしらえをして3時をすこし回った頃2つほど離れた町の古い役場の建物のなかにあるギャラリーに姪の作品を見に行った。 エッチング、リトグラフ、アクアチントというようなプリントを作品にしたものを展示し、日曜日のオープニングにスピーチを頼まれており先週彼女のうちでコレクションを見たものの、そのときにはそのうちの何点を出品するか決めていなく、2日ほど前に最終的に決定して結局21点を展示したのだが、3時から4時の間に一応それらを見ておこうと予定していたからだ。
家人が何年か前ここで作品展を開いていたからオーナーの婆さんとは顔なじみで作品を眺めている間に四方山話をした。 スピーチでなにを話すか具体的には固まっていないもののぼんやりと形は見えてきたように思う。
帰宅してテキパキと料理をしていると娘が夕食は友達達とハーレムの町で採るからいらないといい、家人は市内の図書館でカクテルパーティーがあるから今から出かけ7時以降に戻ると言い、結局6時前に食事をしたのは私と息子の二人だけだった。 食卓の話題は息子が腺日合格した自動車運転免許のこと、市役所で来週水曜日にEU標準免許証を50ユーロと引替えに受け取れるらしい。
夕食後アムステルダムのジャズコンサートに出かけるため駅まで自転車を漕ぎ、いつものルーティーンとなった。 アムステルダム中央駅は心持観光客が増えているように感じたのはその雑踏の多さからでコンサート後、12時を廻って帰宅するために乗った夜行列車でも同様だった。 大抵はガラガラなはずがほぼ満席だったのには驚いた。
私が向かい合わせで四人座れるところにいると私と同年輩の男ひとりと女二人が座って一杯になった。 窮屈だ。 そこで思い出したことがある。 今朝医者の待合室で読んだ記事の中でオランダ人は平均身長が世界一、ということだったのだが男子の平均では東欧諸国に負けるものの女性は世界の中でも二位を大きく振り払い一位の座に輝き、体重では女子は圧倒的に世界一であり男子体重はロシアやポーランドに席をゆずっていたから、結局はオランダの女は世界の中でも群を抜いて大きく重い、ということだ。 そして、これが男性の地位をも引き上げて平均すればオランダ人の身長は世界一、ということになっているのだろう。 窮屈な思いをしながら3人のお喋りが面倒だったので携帯のイヤホーンからオランダのFM放送を聴きながら本を読んでいた。 入らぬ話を聞かぬためにはこういうものが便利だ。
うちの手前の保険会社の電光掲示板は1時15分、11℃と柔らかい大気の表示をしており自宅の入り口の木蓮の木には昼間見た少し開きかけて中から緑色のものが見える芽が街灯のあかりに照らされて芽の周りに生えたビロードのような毛が反射していた。
長い一日だった。
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