中国杭州トイレ事情

７年前日本のティア1が中国杭州で新ラインの設備計画があり、まずテストラインで少量生産から始める事となった。そこは田舎の工業団地で時々送電が止まると言った最悪に近いテスト環境だった。
一度そこの工業団地の食堂に行ったが、とても食えるものではなく、近くの高級弁当（高級ではないが現地では高級？）を毎日取り寄せてもらった。小便したくなり、この工業団地のトイレに向かう。すると長い溝があり、そこで用を足すみたいだ。小便をすると近くに溝を背にしゃがんでいる男がいた。どうも大便をしているみたいだ。
全くの丸見えですよ。奴がし終わってそこをちらっと見たら、でかいうんこがどっさりしかも健康便だ。これってそのままなのかと思って少し外で待機していたら、結構な水の流れる音がした。再度トイレに入るとあのでっかい大便もなくなっていた。要は時々水がどっと流れる水洗トイレだったみたいだ。それを聞いた仲間の日本人はそのトイレには行けなくて立小便で我慢していた。（笑い）
翌日小便に行くと、また誰かがやって来る音がした。隣りに入ったみたいだ。そちらを見たら隣りは女性用らしい。ちょっと横に目を向けると隣のトイレが見えるではないか。一人の女性と目が合ったが何事もなく用を足していた。大をしている様子だが全くこちらを気にしてない。おばさんだからかねー。
中国は都会でも仕切りはあるが、上からは丸見えとかのトイレも多いから日本人は行けない人が多い。
テストラインも無事終了し、別の大きな工業団地に新ラインを入れる形となり、技術フォローにまた出かけた。そこのトイレも上から丸見え、それで顧客の日本人達はトイレに行けず、工業団地の外の草むらで野糞をしていた。(笑い）
早くなれないとここで仕事できないぞー。さすがにもう慣れたろう。