中国瀋陽の夜２

中国瀋陽にはある新製品開発プロジェクトで、中国企業と共同開発していた事で、度々出かけていた。
共同開発していた中国側の総経理は満州時代の事を両親から聞いていた様で、とても日本びいきだった。
昼食の時間になり、車に向かったが呼び止められて、会社の中で食べていけと言う。
そこで中に入ると、なんと餃子の山。大きめの餃子が山盛りですよ。
ここの従業員のおばさん達がみんなでこしらえてくれたとの事。
早速宇都宮のみんみん餃子ではないが、餃子とごはんだけで食べ始めた。
これは今でもそこに行ってまたごちそうになりたいと思っている。
そうです。実に美味かったのですよ。
既に共同開発プロジェクトは消滅しているから、行く口実もないのだが・・。
後で思ったのだが、みんみん餃子スタイルは、正に餃子とごはんだけで食べるスタイルだが
そのスタイルって餃子発祥の地であるこの中国東北部（旧満州）のスタイルから来ているのではないか。
多分餃子の元祖地域でそういう食べ方をしているのだからそうなのだろうな。
その夜は我々が総経理やそこの技術屋さん達を宿泊しているホテルに招き高級料理？をごちそうした。
現在はそこの総経理と友達付き合いをしており、日本に来日時は大いに日本食をごちそうした。