- 名前
- TERURA
- 性別
- ♀
- 年齢
- 45歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 画像アップ・・・ 童顔で幼顔な私だけど生えっち会話したいな・・・とても過激な言葉で私...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
いずれ訪れる別れが恐い・・
2007年07月17日 23:01
ついこの間まで 数ヶ月にたった1回会う関係だった私達が
急速に会う回数は増していった。
250kもの遠距離だと言うのに・・・・
アトムは自家用車でなく 自分の家の社用車に乗って来ていた。
その時は なんとも思わなかったけれど
今思えば アトムも奥さんの手前
仕事にカコ付けて家を出てきたのだろう。
「また千葉で会えると思わなかったね」
「うん あれで 千葉に来るのは最初で最後かと思ってた・・・・」
「何処へ 行こうかっ!」
と 海岸に面した道路をしばらく走り
カラオケBOXに入った。
ふたっりっきりの 初めてのカラオケBOX。
何をしても 何処に行っても 初めての連続で とても新鮮だった。
長い間 家事育児に専念し
恋愛なんて 縁も無かった自分。。。
もう 二度とこんな気持ちになるなんて 想像もしなかった自分が
今ここに居る・・・・・
心ときめかせて 10代の気持ちに戻ったように
純真なキラメキだった。
「俺も この歳になって これほどの大恋愛するとは思いもしなかったよ・・・」
言うアトム。。。私と同じ気持ちなんだぁ・・・
でも アトムと私の大きな違いは
私は 初めての浮気・・・
けど アトムは もう何度目かの浮気・・・
私の存在はアトムにとって 何人ものたった一人の
存在に過ぎないんだろう・・・・
今までの過去に浮気した相手は どーやってアトムと
別れて行ったのだろう。。。
私にも ほぼ100パーセントの確立で その日が来るのだろう・・・。
お互いに家庭を持ってからの
恋愛とは 不倫とは そういうものなのかも知れない。
表の自分と裏の自分を 場面に合わせて
交互に操作しなければならない生活。
そんな事を考えながら
カラオケBOXで歌いたいと思う歌は
切ない曲ばかりが目に付く・・・・
ちょうど当時 流行していた
宇多田ヒカルの First Love
子柳ユキの あなたのkissを数えましょう
「♪明日の今頃は~あなたは 何処にいるんだろう・・・・」
「出会わなければ 良かったの~~~?♪」
あ~~~~
ひとつ ひとつの歌詞が心に沁みる・・・・
いつも適当にリズムに合わせて歌っていたのに
今日はいつもと違う・・・・
今までこんなにも深く歌詞を噛締めながら歌った事は無かった。
私のこの恋はFirstでは無かったはず
でも、本当に大人になって 人の心の痛みを知って
そして親となり・・・
人として一人前な考えが出来るようになってからの
恋は これが初めてだったのかも知れない。
カラオケBOXを出た後
海に行った。
満天の星・・・・・
今にも 空から落ちてくるような・・・・
この 一瞬 一瞬
あっと言う間に過ぎてしまう 一瞬をこの人とは大切にしなければ
ならないんだ・・・・
そう 切なく感じながら
抱き合った。。。。
相手によって
抱き合うことが こんなにも
癒される。。。。
「せっかく お母さんが了解してくれたんだから
今日は もう うらん 帰さなきゃって 思ってたのに もうこんな時間。。。
駄目だな 俺って・・・・」
「うん 別に大丈夫だよ」
「せっかくの好意を無にしちゃ いけない。。。俺の点数下がっちゃうよ(^^;」
「早く帰さなきゃって 思いながら つい一緒に居たくて・・・
俺 ガキだなっ・・・」
と車の中で言いながらも アトムのズボンを触ると
勃起してる。。。それでも せずに
ホテルへ向かう律儀なところも好きになったのかもしれない。
別にHはしなくても 良い。。。初めの私とは違って
今は
この人とセックスがしたい訳じゃーない。
一緒に居たいだけなんだ・・・
セックスは相手から愛されているって ことを確認したいが為の
手段だけで、今 こんなにも 沢山愛されてると感じている自分にセックスは
必要なかったのかもしれない。
まぁ それに明日の晩もあるし。
ホテルに向かう途中。。。。
突然
色々な思いが込み上げて涙が止まらなくなってしまった。。。
今までの 私の人生の中で
好きな人と付き合って そして 自由に恋愛をしてきた。
が これが 禁じられた遊び ってやつなのだろうか・・・・
好きなのに 好きなのに 自由に会う事も許されず
人目を避けて・・・・・
こんな恋愛の形は ドラマの世界だけであって
自分の中に発生するとは 思いもしなかった。
そして こんなにも切なく 辛い とも思わなかった。
だからこそ 異常なまでに燃えてしまうのかもしれない・・・
「どーした??」
「別に・・・」
「言ってみなよ・・・」と言ってアトムは車を端に寄せて停めた。
「私 アトムと一緒になりたいよ。。。
こんな苦しい恋愛は初めてだよ・・・・好きでも一緒になれないなんて嫌だよ」
別に~~言ったはずの私が
口を開いたとたんに。。。。出てくる 出てくる(^^;
「このまま ずーーーっと ずーーっと こんな関係が続くの?
それで どーーなるの? 別れるのを 嫌いになるのを待つの?」
すると
アトムが苦しそうに言った・・
「俺だって うらんと 一緒になりたいよ・・・・」
「でも 仕事だって お互いに子供だっていて・・・どうにも ならないだろ・・・」
「じゃーどうなっていくの? わたし 恐いよ」
「じゃーー 恐くないように 約束するよ。。。俺は うらんが 俺を嫌いにならない限り
ずーーーっと 別れないから。。。。俺からうらんを捨てる事は絶対に無いからね!
別れるときは うらんが他に好きな人が出来たときね。。。だから 大丈夫
俺は 決して うらんを捨てることは無いよ」
と言ってまた走り出した。
アトムのその真剣な眼差しを すーーーーっと 魔法がかかったように
信じるしかなかった。
そして
私は この人以外の好きな人を見つけることなんて
出来るのだろうか・・・・
とも思った。
ホテルに着いて
何度も何度もKISSをして 別れた。
このウラログへのコメント
ん~どうなんでしょうね・・・いつどうなるか解らない?
コメントを書く