綺麗な隣のお姉さん

幼い頃から仲良くしてもらっていた　都会で就職してたのに帰ってきた
彼女は僕の問いかけに目を見開いた後　ふっと息を吐き出した

「そんなこと考えてたんだ♡」その声には少し驚きと優しさが混ざっていた
彼女は自分の手を僕の肩に置きながら続けた「確かに両立するのは大変よ　でもね」

彼女は窓の外に視線を移した　夜の街灯が彼女の横顔を柔らかく照らしている
「小説家として書きたい世界観はたくさんあるわ　でも実家を離れるわけにもいかないし・・・♡」

彼女は一瞬言葉を切り「それに♡」僕の方を見て微笑んだ「あなたとも離れたくないから♡」
胸の中で何かが膨らむ感覚があった　僕たちが遠距離恋愛になってもうすぐ一年　

会えるのは月に一度程度「そう言ってくれて嬉しいけど・・・本当に大丈夫？無理してない？」
彼女は首を横に振った「大丈夫よ　これでもうまくやってるつもり　ただ・・・♡」

あなたに素敵な時間が訪れますように