- 名前
- hero
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 最近、美術館に行ってませんね。 休日は、料理をつくっています。 鯵のつみれ揚げを作り...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「スキャンダル」より、「明るい失敗談」でハートを掴
2007年05月19日 22:39
いかがお過ごしでしょうか?
本日は、
いきなりみなさんに質問です。
『人間がもっとも好む話題の一つは、何でしょうか?』
考えてから、続きを読んでくださいね。
考えられましたか?
その解答はとてもシンプルです。
それこそが、「マイナスの話題」。
苦労話、不幸な話、スキャンダル…。もっと簡単に言えば失敗談など…。
広い意味での、「人間の弱さ」を表した話題です。
週刊誌や新聞の見出しは、ほとんどがそういった話で埋まっています。
それは、人は誰しも心のどこかに「不安」や「劣等感」を抱えているからだと思います。
そのために、誰かのマイナスの話を聞くことによって、
「あ、この人も同じなんだ…」と安心したり、また
「さすがに私もここまで失敗することはないし…」と、ちょっとした優越感を持つことができるからなのです。
もちろんあまりのマイナスに感情移入して、ブルーになってしまうこともあるでしょう。
なので「明るい失敗談」が、一番好まれるとおもいます。
失敗談は、手っ取り早く相手の気持ちを癒し、引きつけるための「お菓子」の役割なのですね。
でも、そのことを忘れている人は意外なほどに多いものです。
みなさんの周りにもいませんか?
「失敗談」を決して話さず、口を開けばとにかく「成功談」ばかり話す人。
特に初対面は誰にとっても緊張するもの。
はじめての人と話すことは、何より強い不安になりますよね。
そのため、「俺はこんなに凄いんだ」と連発することで、自分の不安を解消しようとしてしまうのです。
またその「自慢話」をしている人は、「これで相手の気持ちをつかんでるはずだ」と感じてしまうことも多いもの。
「こんなすごい私と一緒にいられるなんて光栄でしょ?」という気持ちが、無意識のうちに働いているからと考えられますね。
でも、当然ですがそれは逆効果みたいです。
実際に会った瞬間に「この人、そんなに偉いんだ…。一緒にいられるなんて嬉しい!」
というほどの成功談なんてまれですし、何よりそんなにすごい内容なら、話すまでもなく相手は知っているはずですよね。
それに実際にそこまで有名な人なら、かえって「自慢」すればするほど「情けなく」思えるものです。
例えば、松本潤が「俺って実はドラマで大人気でさぁ」と言ったり、
オダギリ・ジョーが「僕って映画に主役として出てるんだけどぉ」と言ったら、なんかすごく小者に見えてしまいますよね。
だから、何かを話すときは、とにかく「失敗談」を中心にした方がいいのです。
特に相手と笑えるような話がベストですね。
それだけで、確実に気持ちをつかめるはずですよ。
また、何か「ショック!」なことがあったら、「よし、いつか失敗談として使えるぞ…」
と思えるはずです。
そう考えれば、少しは気持ちも楽になるでしょう。(笑)
そして、究極のアイテムを…。
例えば、知り合いでも何でもない人が「パジャマを来たまま外に出てさぁ」と言っても全然面白くないですが、それがあなたの親友のエピソードだったら、突然面白い話に感じたりしませんか?
また実際にその現場に貴女自身がいたりしたら、さらに面白く感じるはずです。
このように人間は「自分に関連した話」に対して、より強く反応するものなのです。
そして、「自分に関連して起こった失敗談」は、確実にインパクトが増すのです。
ですので、貴女がもし好きな人にメールや電話をする機会があったら、こんな風に話してみてください。
「今日はとっても楽しかったです。余韻に浸ってたら、ボーっとしてて電車を乗り過ごしそうになっちゃいました」
「メールもらったのが嬉しくて、仕事が手に着かなくなったんだ」
「一緒に会えるのが楽しみで、レポート書くのを忘れちゃった」
「前はとっても楽しかった。お風呂に入ったときも、そのことばかり考えてボーッとしてたらカゼを引きそうになってさ」
このように、「相手に対するうれしさ」によって起こった「失敗」を告げるのです。
こういえば、確実にその話は、相手へ強く浸透するはずです。
また「自分とのことで喜んでくれて起こった」失敗なわけですから、さらに話としても嬉しく聞けるでしょう。
もちろん実際にその失敗が「ネタ」だったとしても、相手を喜ばすために言うかどうかはあなたの判断です。
もし「ネタはいやだな…」という方は、それこそ「乗り過ごしそうになった」とか「忘れそうになった」というように、「寸止め」にしてもいいかもしれません。
いずれにしても大切なのは、「強く思っている」という事実。
そこに失敗談をからめることで、相手にその気持ちを強く伝えるわけです。
誰かに何かを話すときは、失敗談を中心に話した方がいい!
さらに効果的なのは、『相手を思うあまりに行ってしまった失敗』を話すこと!
あなたを思うあまりに、してしまったミス。
そのエピソードは、確実に相手の気持ちをつかむことになるんですよ。
好きな人の中に確実に自分が存在している。
それは誰にとっても、心から嬉しいことのはずです。
あなたの中にその気持ちがあったら、それを言葉にしてあげてください。
どんな成功談よりも大きな安らぎが、相手のことを包むはずですから。
そんな貴女の事を、応援します。
笑顔で過ごせるそのために…。
お相手は、heroでした。
このデジログへのコメント
かわいらしい失敗談…これは使えそうです(* ̄(エ) ̄*)ポッ
…ぁ、相手がいない…((´¬`)
コメントを書く