デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

多忙なので(編集済み)

2007年05月18日 23:40

お仕事お疲れ様でした。
今、仕事が終わり品川駅にいます。
更新は、後ほどするかもしれません。


ここから更新します。
本日は、
「最近、仕事がうまくいってなくてさ…」

あなたの好きな人が、こんな話をしてきました。
さてこの場合、いったいどう答えるべきでしょうか?

1「どういう風にうまくいってないの?」
2「その分、がんばらないとダメだよ」
3「私もうまくいってないんだよ。この前も上司に怒られてさ」
4「大変だね」

選んでから続きを読んでくださいね。








突然ですがあなたは、「グチを話したい」ですか?

おそらくほとんどの人が、「なるべくならNO」ではないでしょうか。

「つらいことがあっても、ひたすら頑張ってる人、カッコいいよね!」とか、
「何があってもそれを表に出さない人って、シブいよな~ぁ」と言われることはあっても、

「グチをこぼしてる人ってカッコいい!」
「陰口いってる人ってもう大好き!」
なんて言われることは、まず絶対にありませんね。

誰の心の中にも、「グチをこぼすことはカッコ悪い」という意識があるものなのです。

でも当然ですが、「グチをこぼす」ことはとっても大切なのですよ。
ひたすら耐えて外に出さないのは確かにカッコいいのですが、言えないストレスは確実に心の中にたまっていきます。

「誰かに話す」ことで、自分の気持ちをうまく外に逃がすことが大切なのです。


よって、もしあなたの大好きな人が「グチ」をこぼし始めたら、あなたができるベストな行動はたった一つ。

それは、「質問してあげる」ことですよ。

自分からペラペラとグチを話すなんて情けないこと、誰だってやりたくはないものです。

だからこそ、「聞いて欲しい」のです。

「私は、聞かれたから答えるんだ」。
「それは、質問されたからしょうがなく話すんだ」。

そう思えば、グチを話せるだけでなく、「相手に対して親切に答える自分」という気持ちを味わうことができるわけです。
二重の意味で、相手には嬉しく感じられるのですね。


では、選択肢を見てみましょう。
それでベストなのは、これです。

1「どういう風にうまくいってないの?」。

この質問によって、相手は自然にグチを続けてもいいんだ、と思うことができます。

でも、

2「その分、がんばらないとダメだよ」

これはおそらく「励まし」のつもりで言っているのですが、相手にとっては余計なお世話。
それ以上話せなくなるだけでなく、何より自分の気持ちを「閉じこめろ!」と言われているように感じてしまいます。

まさに最悪の選択肢なのですよ。

そして

3「私もうまくいってないんだよ。この前も上司に怒られてさ」
も、あまり良い選択肢ではありません。

「気持ちを共感」することは確かにとても大切なのですが、自分の話を伝える前に、もっと相手の気持ちを引き出してあげること。

おそらくこう言えば、相手は言い足りなく感じるはず。
もしその気持ちが強いと、
「え~? そんな上司に怒られるくらい、いいじゃん。私なんかさ…」
というように、不幸の言い合いがはじまり、雰囲気がやや悪くなっていきますよね。

このセリフは、相手が十分にグチを言い終わった後に、はじめて言うべきセリフなのです。

最後に

4「大変だね」。

確かに共感セリフは良いのですが、この一言で終わったのなら、相手にとっては「結論」と同じ。
「それら全部をひっくるめて」→「大変だね」と言っているわけですから、それ以上の言葉を話しにくくなります。

相手は「いや私の言いたいこと、『大変』で済ませちゃうの!?」と思うことが精一杯。


いずれにしても、相手が何かのグチや不満、そして不安などのマイナスな言葉を話し始めたら、とにかく「質問」してあげることが大切ですよ。

さらに「どんな風に」「なんて」というような、「開いた質問」もポイント
「YES」「NO」でしか答えられない「閉じた質問」とは違い、うまく話を広げることができます。

繰り返しになりますが、相手のことを心から癒すためには、「質問」してあげること。
ただそれだけで相手は気持ちの中身を外に出すことができ、そして結果的にあなたへの感謝に結びつきます。


とにかく「癒す」ことがメインですので、聞きながらも、ちゃんと相手の表情を見つめることを忘れてはいけません。

相手からの返答がなくなったら、それは「質問がまずかった」か、「話したくなくなった」のどちらか。

もう一つだけ別の質問をしてみて、それでも話さなかったら、それこそ先ほどの
3「僕(私)もうまくいってないんだよ。この前も上司に怒られてさ」

のように、自分の話をしてみてあげるのがベストでしょうね。

難しいとは思うのですが、とにかく「質問が大事」ということだけ覚えておいてもらえれば、それで構いません。

「とにかく励まさないと」「笑わせないと」なんて思うより先に、やっておくべきことがあるんですよ。

人は誰でも、「目的」があって初めて、話をするものです。

つらかったこと…。悲しかったこと…。そして、楽しかったこと…。

そんなどうしても伝えたいことがあるからこそ、あなたのところまで来て、そして言葉を発しているのですよ。

そんなときは、一言でも二言でもいいので、優しく「聞いて」あげること。
相手が感じた感謝の気持ちは、確実にあなたに戻ってくるものなんですよ。

heroも突然、相談されたら躊躇してしまいます。
でも、頭の隅に入れておいて下さいね。

何時か役立つ時が、くるかも知れません。

全ては、貴女の笑顔のために…。

お相手は、heroでした。

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

hero

  • メールを送信する

heroさんの最近のデジログ

<2007年05月>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31