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『障害を価値に変える』

2016年05月08日 23:27

ミライ社長 垣内俊哉(かきうち としや)さんの話。


障害の有無や年齢、国籍にかかわらず
誰もが使える建物や製品デザインを、
ユニバーサルデザインと呼びます。
ミライロは、
そのコンサルティングを手がけるベンチャー企業です。

『●●●たい いつかみんなと ●●●たい』(垣内さんが、幼いころ書いた詩)

●に言葉を入れて下さい。


答えは、本文で


「高さ106センチの車いす目線だからこそ、できること、伝えられることがある」
自身をはじめ、社員の3割は何らかの障害があります。
当事者の視点を生かして、誰もが使いやすい環境をつくりだす。それが夢です。
「あるきたい いつかみんなと はしりたい」
幼いころ書いた詩の一節です。
生まれつき「骨形成不全症」という病気のため、骨折と手術の回数はすでに20回以上。
でも、「歩きたい」という夢は
生涯かなわないことを医師に告げられました。
幾度も「死」が脳裏をよぎりました。
絶望の先に
「歩けないからできること」をするという道が開けました。
日本は4人に1人が高齢者という時代を迎えています。
ユニバーサルデザインの視点がなければ、消費者には選ばれない」
飛び込みで企業をまわって、そう訴えました。
6年後、
施設の改善提案やマナー研修バリアフリー地図製作など、取引先は300を超えました。
3年前、骨の手術後に3日間昏睡状態となりました。
死のふちから生還、人生の時間には限りがあると痛感しました。
「いつか家庭を築き、生まれてくる私の子も足が不自由かもしれない。
その子に『車いすだからできることをしよう』と思える世界を用意しておきたいのです」

朝日新聞 2016.2.13


「歩けないからできること」をするという道・・・。
自分の欠点を見つめなおしてみたいと思いました。

このデジログへのコメント

  • kouji 2016年05月09日 17:07

    自由に走れて、喋れて、聴けて・・・そんな身体では想像もできないような可能性が、実は人間にはあるのかもしれないですね。

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