- 名前
- なな♪
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- ※すみません。チャットはほぼ返信出来ません※ ログを書いているわりに返信が物凄く、遅...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
成程話:合格を目標としない塾
2013年11月19日 23:29
小林正観さんの心に響く言葉
塾をやっている方に、私は「これからは、こういうふうにしたらどうですか?」という提案をしました。
「受験に成功すること、高校に合格させることを、塾の目的としない」
「えっ」と彼は不思議そうな顔をしました。
勉強させるためにやっている私塾で、勉強をしないこと、合格させることを狙いとしないこと、それを目標としようというのです。
ありとあらゆる人が、「えっ」と言い、不思議そうな、怪訝な顔をするのは当たり前のことです。
「世の中には、思うようにいかないことが沢山ある。挫折とか失敗とか、一般に言われる現象は沢山ある。そいういうものが、これからの人生に待ち構えている。高校受験に成功する場合もあるし、失敗する場合もある。その先に、今度は何かの運動部で県大会に出られる、出られないとか、予選で敗退するとか、そういうことも多々ある。大学受験で、思うようにいかないで挫折することもある。好きな人から嫌われて失恋することもある。希望していた会社に勤めることができなくて、挫折を味わうことだってある。人生には色々なことが沢山待ち受けている。そいうことを教え込み、そういうときになってもいちいちめげる必要はない。沢山の道が残されていて、それを自分が不運だ、不幸だと嘆くのではなく、そういうシナリオであり、そういう出来事もあるのだから、それに一喜一憂せず、強く、逞しく、打たれ強く、挫折にめげないで生きていくことも人生なんだ。むしろ、『受験を一所懸命頑張って合格をめざす、そのための勉強を教える塾』というより、『挫折を味わっても絶対にめげない生徒を作る塾』という方が、本当は重要なのではないか」
そんなふうに、私はその先生に申し上げました。
この話は、学校教育や、家庭教育と同じように、東洋的な治療の現場で応用ができそうです。
というのは、西洋医学によっては治療ができない、あるいは見放されたという病気もあることでしょう。
東洋医学に頼って、なんとかならないかと考える患者さんもいるわけです。
そういう患者さんに、東洋医学の先生は、「治らないこともあるよ、治らないことも受け入れて、その残された年月を笑顔で生きていくという考え方もありますね」ということを教えてあげられる立場にあるかもしれないのです。
「頑張って頑張って、何とか病気を克服しましょう」という考え方を教えることも一つの強さとしてあります。
しかし、そういう病気に対して、「頑張って、絶対この病気をクリアするぞ」という考え方ではなく、「めげない、落ち込まない、それを笑顔で受け入れ、そして、淡々と生きていくという考え方も一つあるんですよね」と教えられるのが、東洋医学で治している立場の人のできることかもしれません。
東洋医学の先生は、患者さんに対して、「乗り越えましょう」「頑張りましょう」「克服しましょう」と言うだけでなく、別のもう一つの強さを、患者さんに提示することができます。
病気について、いちいち落ち込まないこと、いちいちめげないこと、一喜一憂しないこと。
良くなったとか悪くなったとか一喜一憂するのではなくて、めげずに、笑顔で淡々と受け入れながら生きていく。
そいう「強さ」を教えてあげるのも、東洋医学の先生たちの役割のような気がします。
『笑顔で光って輝いて』実業之日本社
負けるジャンケンをすると、大抵の人はそれができない。
いつも勝つジャンケンしかしてないから。
ジャンケンに限らず、学校も会社も社会も、至る所で行なわれているのが、勝つための競争。
勝つための練習はするが、負ける練習はしたことがない。
現代人は負けることになれていない。
だから、ちょっとでも、負けたり失敗したり挫折すると、それに耐えられない人が出てくることになる。
「挫折を味わっても絶対にめげない人」
どんな状況にあっても、それを笑顔で淡々と受け入れられる人でありたい。
このデジログへのコメント
大事なこと。
世の中には挫折、我慢だらけ。
でも、それを楽しるようになりたいね
仮面紳士さん:そういうのは慣れもあるのかな?
PANDAさん:考え方とか変わってきたのかな?
良い考え方。
まあ自分は何時もそんなかな~(笑)
PANDAさん:大丈夫です同じ日に返せたらいいのにね
ゆうき2さん:当たり前な考え方になってるなら素敵ですね
コメントを書く