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印象的な話:老夫婦と犬
2013年11月13日 23:31
【昔話】
山奥の村でのこと。
ある老夫婦と一匹の犬が暮らしていました。
ワンちゃんは老夫婦にとてもかわいがられ、どこへ行くにもベッタリです。
この日も二人の後を追うように川の向こうにある畑について行きました。
二人は雨が続いていたことで畑を心配して見に行っていたのです。
しかし、長引く雨でついに川が氾濫してしまいました。
その時、お爺さんとお婆さんは足元をとられ、二人とも川に流されてしまいました。。。
お婆さんは叫びます。
「お爺さん!助けて!」泣き叫びました。。
お爺さんも言います「婆さん!大丈夫か!しっかりしろ!」
川の流れは凄まじいものでした。
そんな中、飼っていた犬が川に飛び込みました。
二人を助けようと・・・。
それを見た村人たちは言います「なんて無駄なことを。。可哀想だけど、もう助からんよ」
ワンちゃんは心の中で言います『助かるかどうかは分からないけど、私を可愛がってくれた人が、とっても親切にしてくれた人が苦しんでいると思うと、黙って見ていられないよ!』
何度も何度も岩にぶつかりながら川の水にのまれながら必死に泳ぎました。
少しでも近付こうと。
自分をかわいがってくれた老夫婦を助けようと。
普通なら、助かる筈もない濁流・・・。
しかし、奇跡は起こりました。
老夫婦はうまく大木に引っかかっていたのです。
その後、ワンちゃんと一緒に木をつたい歩き、二人とも無事に助かりました。
おしまい
一所懸命にやる人がバカにされたりする時がある。
無駄なことはしないで、うまく立ち回れる人が効率がよく利口だと思われがち。
この世は、無駄もあり、遠回りもあり、役に立たないこともあるけど、そんな中でも、一所懸命にやって生きてる方が【格好いい】。
たとえ無謀でも、誰になんて言われても、どう思われても。
自分がやるべきこと。
目の前のこと。
一所懸命にやること。
そんな心を大切にしたいと思います
このデジログへのコメント
PANDAさん:ですね大人になると忘れがちだな
こういう話は信じたい
仮面紳士さん:私も信じたいです
そのとおり!
人では無い、自分の心に従うです。
ゆうき2さん:最後はそこですよね
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