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成程話:洒落で返せる人
2013年02月12日 18:19
童門冬二氏の心に響く言葉より
例えば飲食店に行って、脇を通りかかったウェイトレスさんが何かの弾みに持っていたトレイをひっくり返し、上にのっていたお皿を落として割ってしまいます。
店内のお客さんは一斉にウェイトレスさんに注目します。
傍にいる僕は笑いながら、[ケガはしなかった?]とききます。
ウェイトレスさんの方は(割ったお皿は給与から差し引かれる)等と思っているでしょうから、僕が言った言葉に思わずほっとし、にっこり笑って[大丈夫です、どうもすみません]と礼を言います。
そこで僕は更に[そうかい、それはおケガがなくてよかったね]と言います。
実をいえば僕の言った台詞は全て落語に出典があります。
一つは[厩(うまや)火事]で、もう一つは[大山詣(まい)り]です。
僕は日常会話の中に、結構落語の台詞を取り込んでいるのです。
世の中には<苦労知らず>というタイプの人がいます。
脇から見ていて[どうしてあの人はあんなに明るく生きられるのだろう?]と羨ましくなります。
しかしこれはそう思うこっち側の努力が足りないせいで、こち側がいくら苦労が多いといっても、そういう底抜けに明るい生き方もできるのです。
漫才師に[昭和のいる・こいる]というコンビがいます。
こいるさんはどんなに相手が深刻な話をしても[じゃあねえ(仕方ない)、しゃあねえ、しゃあねえ]と繰り返し、又、どんなに悲しい話をしても[そりゃあ、よかった、よかった]と見当違いの相槌を繰り返します。
山本周五郎さんが書いた時代小説の主人公が大きな危難にぶつかった時に[さしたる仔細(しさい)はない(大したことじゃない)]と自分に言いきかせる台詞を思い出します。
[底抜けに明るく生きる]には自分を縛っている色々な制約を自分で解き放つことが大切でしょう。
『人生で必要なことはすべて落語で学んだ』PHP文庫
どうしても物事を深刻に捉えてしまう人がいる。相手のミスや失敗をすぐに怒ったり責めたりするタイプ。いつも眉間に皺を寄せたような深刻な生き方には遊びや余裕が感じられない。落語は[間]が大事だと言われる。何か大事件や困難なことが生じても一瞬の間をおいて洒落や笑いで返す。
その返し方が頓珍漢だったり、見当違いだったりするからそこに笑いが起こる。
誰もが怒ってしまうようなこと、皆が不愉快になるようなことを洒落や笑いで返せたら人生はもっと楽しくなる
このデジログへのコメント
山中鹿之介の言葉
戦い破れ、敵に発見され、死の直前
「神よ、我にもっと試練を」
苦難の時に思い出す
それは私です 周囲に気をつかったりいつもビクビクしてて.・・
これを読んで勉強します
滑稽話もいいですが、人情話もいいですね
子別れ、文七元結、何度聞いてもホロリとしてしまいます。
この世で起きたことは
この世で おさまる
松山市の河内人さん:無事おさまってほしいものです
りぶらさん:そうですよね
ミッキーさん:あら私も頑張ります!
nao--さん:凄い方だったんですね
えっ、何ですか?(・_・;)
nao--さん:山中鹿之介さんのことです。わかりにくかったかな?
殺される最悪の中でも、更に自分への試練を要求する。
それによって、現在の苦難は最悪ではなくなる^^
nao--さん:中々そんな風には考えられないけど当たり前のようにそう考えられるようになりたいと思います
苦難は逃げようとすると重くのしかかってくる。
だから鹿之助のように考えるほうが楽なんですよ。
nao--さん:立ち向かった方が負荷が少ないのかな?
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