- 名前
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- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
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ヒースローで大冒険
2006年10月14日 11:54
ついに3度目の編集です!なんとかしてくれ、このデジ。画像を小さくしてみましょう。
今日は「霧のロンドン」を身をもって体験しました。
11時発ミュンヘン経由成田行きの航空券をもって、8時ごろ宿を出ました。
地下鉄で3駅のパディントンへでて、そこからパディントンエクスプレスで15分でヒースローです。
しかし、地下鉄来ません。パディントンエクスプレスの時間は調べてあり、パディントン発は毎時 10,25,40,55 です。
最悪8時40分、うまくいけば8時25分、と思っていたのですが、最悪のに辛うじて間に合いました。
本日、画像を撮る暇がなかったことは以下を読んでいただければわかりますが、パディントン駅で5分の余裕を利用してこれから乗るパディントンエクスプレスの写真を撮ったので、それをアップします。
この列車に乗ると鉄道発祥の地の列車に乗っているという気がします。私のGPS は、ちょっと早めにでるのですが、それでも160キロくらい出ている感じです。
空は曇りというかガスというかこれが例のロンドンの霧か、と思いました。ここで今後起こる事態に気づくべきでした。
さて、大体9時ごろヒースロー駅に着きました。でも、ここから私の乗るルフトのターミナル2までは相当あります。まっすぐいけばいいのに、ちょっと私のプリペイドカード(オイスターカード)の残額がいくらか知りたくなって、地下鉄駅で少し並んで残額を確認しました。
その後ターミナル2に行き、チェックインです。スタアラゴールドメンバーですから、ファースト・ビジネスのところでチェックインすればいいので簡単と思って入り口のところでふと白板をみると手書きで何か書いてあります。
ロンドン地下鉄で散々見た「どの線はどうのこうのでトラブル」というのと同じ雰囲気です。
幸か不幸かミュンヘン行きの情報ばかりです。ふみふみ、私のより前のは遅れていると、で問題の私の11時の便は見事にキャンセルです。
チケットデスクに相談せえ、と書いてあって、そこのお姉ちゃんにチケットデスクってのは、その向かいのチケット売り場か?と聞いたらそうだというので、そこに行きました。
ここでもゴールドメンバーの特権で、ビジネス・ファーストの列に並びます。前に一人いて、チケットカウンターですから鉄道で言えばみどりの窓口でいろいろ時間がかかります。
ヒマなのでよーく考えてみるに、霧のためヒースローに着陸できずに、機材が来ないので遅れや欠航がでているのだろう、という結論に達しました。
まさに「霧の都ロンドン」でございます。
自分の番になって「オレの便キャンセルされたけど、ミュンヘンから東京へ接続便があるねん。どないしたらええねん」てな感じで文句、もとい、相談すると、ちょっと待って、といわれて、バタバタした後「1つ前のが遅れているから、チケットはそれに変更した。それに乗ってミュンヘンへ行け」ということで安心しました。
ところが、チェックインゲートに行こうとすると、おばはんがやって来て(さっきのチケット売り場のおじさんが聞きに行ったおばさんぽいです)「お前のフライトは何だ」「これだ」「そのフライトのチェックインは終わった」といって、去っていきます。
チェックインカウンターに行っても無駄だ、という情報はわかりましたが、一体どないせえちゅうねん、という情報が見事に欠けています。
そういや、今度の国際会議もそんな感じでした。どれをとってもろくな案内はなし。自力でみつけるか、誰かに聞くかしないと何もできません。これがロンドン流の案内ということがわかったのが今回の収穫です。
いくら収穫があっても、そしていくらチケットがあっても搭乗券がなければタダの紙くずです。頭にきたので、おばさんが戻っていったデスクに行くと、他のお客の相手をしてしらんぷりです。
しばらく様子を見ていましたが、いい加減腹が立ってきたので「お前らが大変なのはわかるけど、オレはどないしたらええねん」と一発かましました。
すると暫らくして、隣のお兄ちゃんの手があいて「どうしたの?」といってきたからここぞとばかりに文句をいうと「まあまあ、そんなに怒るなよ」とか言われて、誰のせいで怒ってると思ってんねん!といいたいのをグッとこらえました(こらえ度10アップです)。
でも、そのお兄ちゃんが搭乗券を発券してくれて、荷物は12番で預けろ、ということで無事成田までの搭乗券をゲットしました。
さて、荷物を預けなければいけません。ヒースローは例のテロ事件以降ルフトの場合機内に持ち込めるのは1つだけです。
私はスーツケースとお土産をつめたリュックの2つを預け、会議でもらったちいさなバッグにPCやらデジカメやらを詰め込みました。
面倒なので、ベルトはスーツケースに入れました。
12番に行きましたが、一向に処理が進みません。隣が終わったようなので、行こうと思ったのですが、担当のお兄ちゃんが難しそうな顔でキーボードを叩いています。
でもそのうち、隣の人が何か言って、そのお兄ちゃんのところにいくことになりました。
結構混乱してます。特に、新しいパスポートの扱いが分からず、昔のパスポート(表紙の裏にバーコードあり)と同様にやって、見事に失敗です。隣のお姉ちゃんが「そうじゃない」という感じで、こうよ、といったけど、だめ。とうとうそのおねえちゃんがやって成功です。
とにもかくにも無事荷物は預けることができました。前の便は遅れて10時半過ぎ、となってます。今はまだ9時40分ごろですから、間に合いそうです。ちょっと安心です。
ただ、チケットにゲートが書いてなかったので「ゲートはどこ?」って聞いたら「モニタをみろ」とのこと。
とにもかくにも1つ上が出発ですので、1階登りました。
ヒースローのセキュリティチェックは厳しいと聞いていましたが、大したことなくすみました。後で「あ、時計もボールペンもそのままだったけど通過しちゃった」と気づいた次第です。
パスポートコントロールはもっと簡単で、多分入国のスタンプを一瞥しただけでOKとなりました。
さて、ゲートチェックです。が、新しいフライト番号の隣には「遅れ」としかありません。ゲートの情報が皆無です。でも慌てることはありません。案内を見る限り一番遠いゲートまででも20分です。まだ9時50分ごろですので、理論的にはあと15分は遊んでいられます。
ただ、旅行会社からの1ヶ月前の情報では「ヒースローでは、液体やジェル(ペットボトルはもちろん、口紅も含む)は全部ダメ。出国審査後に買ってもゲートで取られる」とのことでした。
なので、喉がかわいてはいましたが、水も買えず、しかもどのゲートかさえ分からない状態でちょっと不安です。
でもあと10分程度はぶらぶらしていていもいいはずなので、適当にあるいていたら、またモニタがありました。やっぱり「遅れ 10:35」としかありません。
5分くらいボーっとしていたでしょうか、ふとモニタを見ると「遅れ」がいつの間にか「6番へいけ」になっていました。6番は比較的近くのようです。
そこに行くと、多くの人がたまっていました。遅れた機材は着いていたので、あとは、整備してお客をいれるだけです。これならなんとかなりそうです。
もともと私のチケットは1105発だったので、それより30分早くでることになります。
でも結局もたもたして、さらに、ヒースロー空港自体もきっと霧で混乱していて、飛び立ったのは11時を回っていたはずです。ルフトは遅れでてんてこ舞いだったのか、ゲートでのペットボトルのチェックはありませんでしたし、そもそも私の隣のおばさんは着陸直前に口紅をぬっていました。
なんだかんだいっても、セキュリティもザルのようです。
ミュンヘン空港には(ドイツ時間で)1時40分くらいに着きました。
イギリスはEUの仲間はずれらしく、いきなり国際線のブリッジについたので、セキュリティもパスポートコントロールもなしで日本行きに乗れます。
しかも搭乗時間まで1時間あります。お買物や一休みにはちょうどいいくらいです。
で、何を買ったかというと、まず炭酸水2本(自分用)、ふたつきの絵柄つきジョッキを鎖骨骨折でこれなかった同僚用に買いました。彼のおかげでドイツ鉄道の旅が出来たわけですから、そのお礼です。
さらに、500mlx4 のビールセット(自分用)とここまでなら免税の範囲なのですが、思い切って会社用に5リットルの「オクトーバーフェストビール」を買いました。人数が多いので、これだけあってもあければすぐなくなるでしょう。
これは成田から宅配便で送ってしまいました。免税範囲を超えるから成田で酒税900円を払いました。5リットル樽8.5ユーロ+900円+宅配代1700円ですが、お土産として考えればこんなものでしょう。
というわけで、この文章はルフトのラウンジではじめのほうを、続きは機内で書いています。日付がかわったら機内無線LANに挑戦して、初の機内からのデジログアップデートに挑戦しようと思っていたのに、この A340-300 のホットスポットは、余りにも無線LAN がブチブチ切れる(繋がると切れる、切れると繋がるの繰り返し)ので諦めました。
結局成田に着いてバス待ちの間にipass で接続して送っています。
皆様よい週末をお過ごしください。
コメやメールをいただいた方へ:返事は自宅に帰ってからにします。空港からのバスがちょうど私の到着時は間があくので、自宅に着くのは2時頃になると思われます。
このデジログへのコメント
ロンドン、やはり何か起こる所なんですね
ヾ(^-^;)
Welcome back to Japan!
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