- 名前
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- 自己紹介
- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
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V&A博物館
2006年10月12日 07:35
私は博物館や美術館が大好きです。水曜の夜は、V&A博物館(正式には、Victoria & Albert Museum)が遅くまでやっているので、行って来ました。
仕事の都合で観光できるのは夜だけです。ま、当然といえば当然ですが。
ただ、夜のせいか、そうでないのかわかりませんが、一部のエリアには入れませんでした。その代わり、水曜の夜のコンサートというのがあり、女性2名によるバイオリンの生演奏が聞けました。たまたま歩いていたら演奏会場に着いて、地球の歩き方には料金をとられるようなことが書いてあったので逃げ出そうとしたら、入口のおばちゃんが「いいよ、いいよ」ってジェスチャーで示すので、そのまま入ってしまいました。
途中からでしたが、王室のような素晴らしい部屋での演奏会は風情があります。これで入場料は寄付金制(3ポンド頂戴、とありますけど、入れないところもあるし、小銭をかき集めたら2ポンド強あったので2ポンド寄付しました。けちくせぇ!)なので、神経が十分太ければタダで入れます。
また、夜はクロークも閉まるらしく、カバンは預けなきゃダメ?ってきいたら、いいよいいよ、ということになりました。
展示品は、全部を見ることは出来なかったとはいえ、すごいにつきます。大英博物館とはちがって基本的に個人のコレクションを集めたものです。
銀製品の「部屋」(というより、通路)やステンドグラスの「部屋」もあります。中世の絵画があるかと思えば、アジア(日本、中国、韓国を含む)のものもあります。展示物には本当に圧倒されます。これだけあると、どれをみていいものやら。お宝はお宝の中に隠すのが一番ですなぁ。
日本のところなんか、「根付」や「印籠」のようなマイナーなものが数多くコレクションされていたりして、鑑定団でこの部屋丸ごといくらにするだろう、なんて下世話な感想を抱いてしまいました。
本日の画像は、V&A博物館の中庭でとったものです。この写った先にも部屋があるはずですが、夜間は入れませんでした。また、特別展示でレオナルド・ダビンチをやってましたが、入りませんでした。
もらったマップと比べると、歩き方の館内図は微妙に違う(少なくともショップの位置は違う)ので、今後行く人は、ちゃんとマップをもらってください。マップのところにも1ポンド寄附頂戴、とあります。
私はインフォメーションで聞いたらおばさんがくれたので、知らん顔しました(もっともその前に小銭を寄付していたのを見ていてくれたのかもしれませんが)。
一渡り見て抱いた感想は、やっぱり日本とは文化に対する社会の姿勢が全然違う、ということです。
これだけのコレクションを集めた博物館が寄付金制です。つまり、いやなら3ポンド払わなくてもいいよ、というわけです。
しかも、水曜コンサートのようなイベントも開いていて、一般大衆が気楽に本物に触れる機会を用意しています。
私の乏しい経験でも、本物を見たり聞いたりする、というのは大変重要で、いわゆる「目が肥える」というのはこうした経験があればこそ、です。
こうした文化政策一つをとっても日英の差は大きいな、と思いました。腐っても鯛、という通り、大英帝国のなごりはまだあるようです。
明日木曜(日本時間では今日ですね)は、ロンドンで観光できる最後の日なので、会議をサボることに決めました。
バッキンガム宮殿を眺めるか悩んでいますが、ビッグベンのあるウィンチェスターへ出て、テムズ川を船で下ってグリニッジへ行き、そのあと大英博物館、のつもりです。明日は大英博物館は夜遅くまで開いています。なので、好きなだけ見られるはずです。
ただ、今日調子に乗って遅くまで V&A にいたら、当てにしていたパブが閉まってしまった(9時閉店だったようです)ので、夕方早めにパブメシでも食べておこうと思う次第であります。
ロンドンの見所は他にも沢山あるのは知っていますが、ポイントを絞らないことにはどうしようもないので、これで行くつもりです。
物価が高いのが玉にキズですが、魅力的な街なのは確かなので、また来た時の楽しみを残しておこうと思います。
このデジログへのコメント
おお、ついに明日は大英帝国の輝ける過去の戦利品を観に行くんですね。ミイラの部屋が良かったですよ
marcoさん、コメありがとう。
ミイラの部屋みました。古代エジプトの臭いがぷんぷんしました☆
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