- 名前
- みんきー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
大英博物館
2006年10月13日 11:10
そろそろ日本時間になれるべく?こっちの時間で草木も眠る丑三つ時?2時半頃に更新しにきました。
予告どおり12日金曜は待望の大英博物館に行ってきました。画像は、その目玉?であるロゼッタストーンです。
会議を丸ごとサボり、まずはビクトリア駅に行き、バッキンガム宮殿まで歩き(衛兵交代の日だったかも?あと1時間待てばみられたかも??でも、これか、といって直ぐ立ち去りました)、そこからウエストミンスター寺院を眺め(ここも入りませんでした)、そして、ウェストミンスターの桟橋から船でグリニッジまでテムズ川を下りました。
テムズ川から見るロンドンはいいですねぇ。おじさんが一生懸命説明してくれて、最後にはチップバケツを用意して待っていました。詳しく説明してくれた努力に免じて1ポンドもあげました。
市街(ロンドン塔)までは、新旧入り混じった感じですが、それより郊外は、新規開発という形で、モダン建築が目立ちました。乗り物もバスを除けは地下鉄は1本 Jubilee line だけで、あとは DLR (Docklands Light Railway; 自動運転なので日本のゆりかもめに近いですが路線はずっと複雑です;あ、東京近郊でない方意味不明かも。関西なら神戸にある自動運転のなんだっけ?に近いです)だけです。橋もいっさいかかってなく、道路や地下鉄、DLR はすべてトンネルでテムズ川をくぐります。
実は、私、ひそかな野望を抱いてグリニッジに来ました。もちろん、天文台は見たいですが、グリニッジマーケットにゲームを扱うお店があることがwebでわかったのです。
ひそかな野望というのは、日本では中々手に入らないスヌーカーのPC用ゲームを入手したいと思ったのですが、これがガイドブックをみてもコンピュータショップ(ハードやOSくらいならデパートでもありますが)の案内がありません。
で、期待してグリニッジマーケットへ行ったのですが、目的の店はいわゆるボードゲーム系しか扱ってなくてがっくし。
結局デジカメ用の電池(単3を4本)だけマーケットで買って(電池切れ表示がでてたのです;充電式と違って電池を入れかえれば直ぐ使えます)、天文台へ行きました。
ここは不思議なところで、チケットをもらわないと入れないのですが、そのチケットはタダです。チケット売り場(タダでも売り場なのだろうか?)は入り口の直ぐ隣です。謎です。でも寄付金制みたいです。
中に入ると皆0度の子午線をまたいで記念撮影しています。ちゃんと東京138度とか書いてありました。
天文台から下りてくると1時半ぐらいで、公園の入り口にあったパブに入りました。
スタウト系の黒ビールが好きなのですが、せっかくロンドンにいるのだから、ビターを頼みました。
昼間からビター約500ml(1パイント)ですからいい身分です。このあとちゃんと大英博物館へいけるのでしょうか?
2時過ぎにパブを出て、なんとかグリニッジ駅に着いたのですが、国鉄駅みたいで、DLR が見当たりません。
窓口できいたら、「あっち」ということで、とにかくホームに入ってみると、左手奥に DLR のホームがありました。
ちょうど列車も来てますが、オイスタープリペイドカードをピッとしないといけないので、その機械を探しているうちに列車はいなくなり10分待ちました。
そのあとホルボーンの駅からも迷子になりそうなのを GPS に助けられて無事大英博物館に着きました。
なぜかポケットに5ユーロ札があり、寄付は 5ユーロ、3ポンド(あと1つ忘れました)でいい、というので、5ユーロ札を気前よく寄付しました。
今のレートだといい勝負ですかね。
で、中を見始めました。素晴らしいです。世界の歴史がすべてここにあります。古代エジプトなんて紀元前2000年のオーダーですよ。ローマ時代なんて「最近」じゃないですか。
とにかく素晴らしい略奪品の数々です。でも、宮殿のレリーフを展示している部屋をみているうちに、急に背筋が寒くなりました。
なぜ、これだけ貴重なものを発掘現場からとってくるのか?なぜレリーフをとってくる必要があるのか?
どう考えても略奪かつ文化に対する冒涜としか思えません。なんだかとても悲しくなりました。
でも不思議なことに、ギリシャ、ローマ時代のものは悲しくならないのですね。変ですね。
悲しくて気合はあまり入らなくなりましたが、それでもかなりの部分は一通り見ました。
ミイラの部分も見ましたが、ツタンカーメン王のそれがあったのかどうか、すら分からないくらい素通りです。
なんか古代エジプト部分は見ればみるほど悲しくなってしまいました。
とはいえ、ロンドン近郊の人は、われわれが教科書の写真でしか見ることのできない、数々の貴重な歴史の断片を、実物として見ることができる、というのはうらやましいと思ったのも事実です。
エジプト文字、楔形文字にしても実物が目の前にあるのはやはり迫力が違います。
ロゼッタストーンについては、最初にこれが「同じものを書いた3ヶ国語の文章だ」と気づいた人が一番すごいと思います。
ショップにはロゼッタストーングッズが並んでいて、それはそれで楽しかったです。
そうそう、北米、という展示室があったので「アメリカの歴史はまだ200年そこそこでは?」と疑問におもいつつ入ってみると、先住民(いわゆるインディアン)のコーナーでした。
日本のコーナーは今年は入れませんでした。
夜までいるつもりでしたが「何でこれだけ貴重なものがここに集まっているのか?」という疑問が頭にこびりついてしまい、楽しめなくなってしまいました。
それだけ素晴らしいコレクションであるのは間違いありません。それに関しては保証します。
予定より早く大英博物館を抜け出した私は、一縷の望みを抱いて有名なデパートであるハロッズへ向かいました。デパートとしては楽しめましたが、PCゲームはありません。
HMV系でちょっと扱っているくらい。イギリスらしいクリケットのゲームはありましたが、ダーツやビリヤード系はみつかりませんでした。
どうでもいいですが、レミングスを集めたのがあって、懐かしい気持ちになりました。
スヌーカーのPCゲームは諦めましたが、ロンドン最後の夜は有名なパブがこの近くにあるはずだから行ってようと思い立ち、向かいました。
グレナディアというところで、路地の奥にあるのですが、木曜の夜なのに大混雑です。外で飲んでいる人はタバコを吸いたいだけだと思いますが、中も大混雑。よっぽどやめようかと思いましたが、ここでやめると夕飯が「レンジでチン」するものになるので、思い切って入って、パブメシとビターを頼みました。
カウンターの中には若い女性が2人です。お客には「有名なパブだから写真をとりにきたの☆」なんておばちゃんもいました。
ビターはガイドブックの通りのぬるい、そして独特の風味のあるものです。料理はまあ味は普通ですが、昼間と同様山盛りのフライドポテトがついてきます。女性一人でこの量はつらいかも。
もう7時をとっくに回ってます。ハイドパークコーナーに行き、何だかよくわからん門と建物をみて、ハイドパークの雰囲気を楽しみました。多分、ウェリントンアーチとウェリントン博物館だと思います。
そのまま帰ることはせずに、せっかくだからベーカー街で降りて、架空のホームズの住居の場所でも、と思ったら、どうも 221 あたりは工事中。通りを挟んで反対側にそれらしいショップ(もう閉店)があったのでそれを写真にとっておしまい。
もともと架空の人物の架空の住所なのだから、これで十分。駅に戻って、駅前のホームズ像と地下鉄の最後のエスカレータの近所にあるホームズの顔のシルエットが沢山並んでいる部分を写真にとっておしまいです。
これでロンドン見物はすべて終了。まだまだみたいイベントや場所は沢山ありますが、今回はこれが精一杯。
金曜は、こっちの時間で11時のフライトなので、ヒースローのセキュリティチェックを考えると遅くとも9時にはつかないといけないので、8時前に宿を出て、パディントンエキスプレスでヒースロー空港に行くつもりです。これなら遅くとも9時には着きます。
これが最後の?ロンドン観光です(来る時は地下鉄ピカデリー線でした)。
再びミュンヘンを経由して帰る予定です。私はチェックインする荷物にワインは入れたくないので、ミュンヘン乗り継ぎ1時間半で余裕があれば、ドイツワインでも買って帰るつもりです。
予定では、土曜の朝10時に日本につきます。ようやく帰れる、嬉しい気持ちとお金さえあればもう少しロンドン見物したい、という気持ちと両方の複雑な心境です☆
ま、仕事ですから、仕方ないですね。日曜に日本について月曜から仕事、というのもしんどいし。
というわけで、半月近くに渡り綴ってきましたヨーロッパ漫遊記も明日でおしまい。
明日はどのくらいヒースロー空港が厳しいか、くらいしか書けないでしょうけどね♪
それでは、日本の皆様、今日一日過ごせば週末です。がんばってください。私はこれからパッキングです >_<
このデジログへのコメント
大英博物館、うらやまし~いです(*・ε・*)
Have a nice flight!
コメントを書く