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打線いじっても・・・
2009年07月09日 07:29
新井君クリーンアップ外れるも・・・
一日休んで巨人戦!!!
新井、体の曲がり角…多くの一流選手が悩む“お年頃”
夕刊フジ - 2009/7/8 16:56
阪神・新井貴浩内野手(32)がスランプ状態だ。プロ11年目の32歳は、これまでも多くの一流選手がケガに悩んだり、成績を落とすなど試練の年代。新井も兄貴分の金本知憲外野手(41)のように30代後半からさらに成績を伸ばせるかどうかは、今の踏ん張りにかかっている。
先週2日の中日戦で約2カ月ぶりの3安打猛打賞を記録していた新井。真弓監督が「打球は悪くないよね。もちろん続けてくれるでしょう」と期待していたのもぬか喜びとなった。現実はその後4試合で15打数1安打とさっぱり。中軸打者がこれではさすがに苦しい。打率は.220まで降下。プロ入り11シーズンでワーストの数字になる危機も迫っている。
「32歳」は選手にとっては“厄年”となっているケースが頻発している。2002年にFA入団直後に壁にぶちあたった片岡篤史内野手(現評論家)は32歳で阪神に移籍している。今岡誠内野手が06年に指や手首を故障するなどして打撃成績を大きく落としたのも32歳。
球団トレーナーは「肉体の変化もあってちょうど20代の時と同じように力を発揮できるか否かの瀬戸際の年頃」と指摘する。
新井の肉体の『曲がり角』を懸念するのが、金本のアンチエージング(抗加齢対策)を医学的にサポートしながら阪神ナインのデータを採って研究も進めている京都府立医科大の吉川敏一教授(62)。同教授は金本について「体は若返っている」と言うのに対し、弟分の新井については少し心配げにこう話した。
「新井選手はこれまでの血液検査の結果が、食事が肉ばかりに偏っているという結果が出ていたので、顔をあわせて『栄養をバランスよくとっているか?』と尋ねたが『ハイ』と返事があった。たまたま彼が手に野菜ジュースのパックを2つ持っていたので、まあ信じることにしようか」
周囲がポジティブに評してくれるうちはいいのだが、これ以上スランプが長引いて、しまいに冗談も言われなくなるようでは手遅れとなる。果たして新井の肉体に、ジメジメした梅雨をはね返すパワーが十分に宿っているのかどうか、気になるところだ。
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