どちらもブラ頼み！

＜阪神＞八回、ブラゼルが決勝２点二塁打　中日は９連勝逃す
毎日新聞 - 2009/7/2 22:01

　◇プロ野球（２日）

　○阪神４－３中日●（ナゴヤドーム）

　阪神が逆転勝ち。七回に６号ソロを放ったブラゼルが、八回にも左中間への２点二塁打でひっくり返した。リードを許して降板した阪神の先発・岩田は「カウントを取りに行ってしまった」と序盤の失点を反省した。中日は６試合連続登板の浅尾が力尽き、連勝が８で止まった。　

　▽中日・落合監督　相手がいる以上、勝つということは大変なこと。（朝倉を示唆するように）１人で投げ切ってくれるのがベスト。人の助けを借りれば、そういう（逆転される）リスクがある。

　▽阪神・真弓監督　バントが決まらず、点が入りにくいゲームだった。こういう試合は勝てていなかったので、選手にもプレッシャーがかかっていた。（勝って）楽に試合に入れるようになるといい。　

　○…阪神・ブラゼルが逆転の左中間２点二塁打を放った。１点を追う八回２死一、三塁から、中日・浅尾の初球、１４９キロの速球をたたいてフェンス直撃の逆転打になった。七回には難しい低めのコースを強引にすくい上げて本塁打にしたブラゼル。「とにかくきょうはチームが勝つことだけ（しか考えていない）。それしかないよ」。５月末に阪神に加入した期待の外国人。勝負どころで結果を出した。