ジェフ・球児・・・・・おかしい！？！？

阪神“Ｊ・Ｆ”崩れ逆転負け…接戦落とす
2009年5月26日（火） 21時46分　サンケイスポーツ

Photo
拡大写真
　（セ・リーグ、阪神２－３ロッテ、２回戦、１勝１敗、２６日、甲子園）阪神は終盤にウィリアムス、藤川がロッテ打線につかまり逆転負け。打撃陣は役者が戻ってきたが、今度は自慢の救援陣が崩れてしまった。


　真っ二つに折れたバットが一塁ベンチ前まで飛んだ。強くたたいた。打球は鋭く右前に抜けた。一塁ベースを回り、２人がホームにかえるのを見た。逆転。葛城が一振りで流れを引き寄せた。

　「打ったのはカットボールかな。詰まったけど気持ちで運びました」

　０－１の三回二死二、三塁。先頭・関本の左前打と、二死後に新井の左中間二塁打で作った好機だった。厳しく内角を突かれたボールに負けず打ち返した。４月２５日の広島戦（マツダ）以来、１３試合３０打席ぶりの適時打。１５日に出場選手登録を抹消。戻ってきた前日２５日には好守備でチームを救うなど、この２試合で存在感を示している。

　リードオフマンも戻ってきた。２３日のオリックス戦（スカイマーク）でボーグルソンから右ふくらはぎに死球を受けて欠場していた赤星が３試合ぶりにスタメン復帰。フリー打撃など試合前練習で患部の状態を確認。真弓監督、木戸ヘッドコーチが見守る中、スパイクをはいてダッシュして回復した姿を見せた。「まだ８割も走れていないけどね。自分は何が求められているのか。（塁に）出てかき回すのも大事な仕事だから」。

　万全とはいえない状況も、チームのために身を削る覚悟はできている。「１番・中堅」で出場し、第１打席では中前打を放った。得点には結びつかなかったが、攻撃にリズムをつくった。

　しかし、ピリッとしなかったのは救援陣。八回に登板したウィリアムスがロッテ・今江にタイムリーを打たれ同点。さらに九回には守護神・藤川が西岡にツーベース、サブローには決勝点となるスリーベースを打たれ撃沈。痛い痛い１敗となってしまった。