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今日からG戦、○、○、○
2009年05月02日 08:41
虎9連戦先陣・能見、G倒へ最終調整万全
サンケイスポーツ - 2009/5/2 7:52
阪神・真弓監督が制定したフレッシュ大賞(M-1)にG倒ポイントが加味されることが1日、明らかになった。9連戦の初戦、2日の巨人戦(甲子園)に先発する阪神・能見篤史投手(29)が快投で勝利を飾れば、M-1戦線をリードしそうだ。またセ・パ交流戦で着用する1985年仕様のユニホームが発表された。
9連戦の先陣を任されるのはこの男だ。ノリにノッている能見が、G倒ショーの先鋒になる。
「いやぁ~、もう一戦一戦やっていくだけですから。僕にプレッシャーをかけないでくださいよ」
甲子園球場のマウンドで変化球を交えて41球を投げた後、冗談交じりに話したが、最終調整は万全だ。満を持して先陣を斬る左腕に発奮材料が存在した。29歳の能見は開幕前に持ち上がったM-1グランプリの対象選手。
球団幹部は「あくまでも(シーズン)全体を通じてのこと。ただ、印象度というものもあるでしょう。岩田みたいな巨人キラーが出てきてくれるかもしれないし」とG倒ポイントの導入を示唆した。“G査定”を積み重ねることが、1000万円ゲットの早道になるわけだ。
4月10日からの巨人3連戦(東京D)は2敗1分け。能見は2戦目に先発し、6回1/3を4失点だった。5者連続を含む10奪三振と力投したが、黒星を喫した。昨季からの巨人戦9連敗(1分け)を止めて、今季G倒初星を勝ち取れば、鮮烈な印象を与えることができる。
2連敗の後、2連勝。前回4月24日の広島戦(マツダ)では自身2度目の完封を飾った。奪三振数もリーグ2位の30に到達。飛躍の時を迎えつつある背番号14に対し、山口投手コーチは「配球が変わってきた。(これまでは)押さえ込もうと単調だったけど、ひとつ勝って初回から余裕ができてきたね」と期待を寄せた。
練習後は交流戦用の新ユニホームに着替えて再びグラウンドへ。1985年、猛虎が日本一に輝いた“戦闘服”に身を包み、思いを新たにした。
「(85年の日本一は)少し記憶にあるんですが、なんとか日本一に泥を塗らないように頑張ってやっていきたい」
風薫る5月。反攻の季節到来だ。暖かな日差しに照らされ、背番号『14』が頼もしく映った。
[ 2009/5/2 7:52 更新 ]
サンケイスポーツ
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