今日から広島相手○○○

５割復帰で交流戦へ！！！
狩野　正妻になれ！（写真）



虎７０００本塁打、林が打つ！！
サンケイスポーツ - 2009/5/12 7:52

　強敵右腕も怖くない！！　阪神は１２日から甲子園で広島を迎え撃つ。初戦先発は防御率１．１３とリーグトップの大竹寛投手（２５）だが、４月７日の本拠地で５回１０安打３失点とＫＯに追いやった“カモ”。球団通算７０００本塁打にもリーチ。「６番・右翼」で先発濃厚の林威助外野手（３０）が、起爆剤となる節目弾をぶちかます。

　スラッガーの本能がうずく。目の前にはセ界最強投手が立ちはだかる。初夏を思わせる汗ばむ気候の決戦前日。鳴尾浜に荷物整理に訪れた林が、静かに思いを口にした。

　「自分の力をしっかり出して、少しでもチームの勝利に貢献したい」

　１２日の初戦に対峙する大竹は、防御率１．１３でリーグトップ。ここ２試合は１６イニングで無失点（１完封を含む）２連勝と絶好調だ。それでも前回４月７日の甲子園では、５回で１０安打を浴びせ３失点とＫＯに追いやった。チームにとって負のイメージはない。その打線に左の大砲が加われば、心強さが増す。今季初スタメンの１０日の横浜戦（横浜）では、初安打もマーク。２軍でも打率．３６１と、好調を維持してきた。

　「林にも一発ドカーンというのが出てきっかけにしてほしいよね。（安打は）１本出ているし、いい感じなんだろうけどね」。和田打撃コーチは打線のキーポイントに挙げた。５番・新井が打率．２１０と苦しむ中、その後ろを打つ打者の役割は大きくなる。

　対戦成績は通算１０打数２安打。相性は決してよくないが「それは考えずに、自分の打席に集中してやります」。奇しくも球団通算７０００本塁打に、あと「１」。セ界一投手からの節目弾となれば、完全復活へ最高の手応え。借金「３」で４位に甘んじるチームにも、最高の起爆剤となる。猛虎の５月反攻が、セ界一右腕撃ちからはじまる。
[ 2009/5/12 7:52 更新 ]
サンケイスポーツ