ダイエット、やがてふと…走る！

ストップウォッチを持つようになる。タイムがとにかく気になって。少しでもいいと、またそれが励み。
やがて１０キロ、１時間４０分を切るようになって。時速６キロ。初日の倍の速度。まあ、当たり前なスピードだけどね。その頃の自分には信じられない位、画期的。まだ、始めて１ヶ月半も経ってなかったし。自分にも想定外の成果。歩いていても、凄くからだが軽い。ふと。走れる？
ジョギングは膝関節や心臓に負担がかかり、健康に良くないという知識は持っていた。だから、絶対に無理しないと思っていた。だいたい必死になっても１００メートルも走れなかったんだから。息もたえだえになって。その人間が、ジョギングなんてね。
それが、歩いている途中に、ふと。走れそう？走ってみたい！取りあえず、軽く。走れるよ！でも、すぐ息切れ。１００メートルぐらい？だって、もう１時間も歩いてきてる途中。すぐやめる。でも…　でも、走れた！！
翌日、また途中でふと。走ってみる？すぐ、苦しくなる。１００メートル。しばらく歩く。なんかまだ…　走れる！もう１００メートル。合わせたら、２００メートル！翌日も、ふと。走る。まず２００メートル。走れた！