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新井も帰ってきた!
2008年07月27日 08:41
阪神・関本、2夜続けてのお立ち台
サンケイスポーツ - 2008/7/27 8:02
(セ・リーグ、阪神7-1中日、16回戦、阪神12勝3敗1分、26日、甲子園)また、デカいことをやってくれそうな予感が、マンモスを支配していた。金本が四球で歩かされても、この男がいる。関本の名前がコールされると甲子園がドッと沸いた。前夜、満塁弾の絶好調男は、期待を裏切らなかった。
「この試合、初めてのチャンスで先取点が取れてよかった。バットの先だったので早く落ちてくれたらと思っていたけど、浜風に乗って伸びてくれた」
0-0で迎えた四回二死一、二塁。カウント2-2から、中田の124キロスライダーをとらえた。左中間に伸びた打球に中堅・小池は追いつきそうだったが、左翼・和田と交錯。フェンス際まで打球が転がる間に、新井、金本が生還した。
直前の当たりは、右翼線のギリギリ外に落ちる惜しいファウルだった。「自分でもファウルだと見えていたから」と気持ちをリセット。この落ち着きで、殊勲打を“打ち直す”離れ技を演じた。
千金打の後は、堅守で下柳をもり立てた。五回一死一塁の守り。荒木のゴロに体勢が崩れながらも二塁カバーの鳥谷にバックトス。併殺を完成させた。
「余裕はないですよ。必死のパッチです」
試合後、3度口にした言葉にウソはない。守りも打撃も送りバントも全力。打順も守備位置もチーム状況によって変わるが、この姿勢は変わらない。「5番に入ったら、5番の仕事をしようと思ってます」。頼もしく言い切るバイプレーヤーに岡田監督も目を細めた。
「なかなか点取れんかった。中田はうまいこと荒れとったから。あそこしかチャンスなかった」
中日戦は今季54打数19安打10打点で、対戦打率.352のキラーぶり。竜勝ち越しの立役者は、2夜続けてのお立ち台で、虎党に感謝した。
「ありがとうございます!! 打った後は中飛だと思ってドキドキしていた。ファンの皆さんのおかげで落ちてくれました。あしたも(お立ち台に)来ます!!」。絶叫で3夜連続のヒーローの誓った。今や堂々の主演を演じきる虎ドラマ。何度見ても、見飽きない
[ 2008/7/27 8:02 更新 ]
サンケイスポーツ
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