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暑さをぶっ飛ばしました!
2008年07月26日 08:07
<阪神>関本が満塁弾、安藤は完投勝利 中日は川上が崩れる
毎日新聞 - 2008/7/25 21:07
○阪神7-1中日●(25日)
阪神は一回、敵失や関本の中前適時打で2点を先取すると、五回に関本がプロ入り初となる満塁本塁打。今季初の完投勝利を挙げた安藤は八回の1失点を反省し、「おごらず次につなげたい」。中日は八回に清水将の中前適時打で1点を返すだけに終わった。
▽阪神・岡田監督 五回の関本の満塁弾が大きかった。あの4点で安藤も完投しようと思ったのとちゃうか。
▽中日・落合監督 点を取るのも野球、守るのも野球。その両方が崩れたら、勝つのは至難の業だ。
◇関本 役割心得て、主役の座に
阪神の好調さを示す一打が出たのは、2点リードの五回2死満塁。中日のエース川上が関本に投じた9球目は146キロの内角球だった。バットに当てた感触を「詰まってたし、(ファウルに)切れるかな」と関本。それほどに、球威があった。だが、浜風に乗った打球は左翼ポール横に消える満塁本塁打。岡田監督は「試合を決めた一打や」と絶賛した。
一回にも2死三塁から中前適時打。これも、川上が得意とする内角へのシュートだった。腰痛でこの日やっと代打で復帰した新井、不振の今岡、左ひざリハビリ中の林と、中軸が戦線を離れる中、「相手のエースやし、僕が打ち崩さなあかん」と役割は心得ていた。
状況に応じてつなぎ役から中軸まで打順は日替わり、守備も二、三塁を兼任する。13日の広島戦で5番で起用された時は桧山に相談し、「長くやる場所じゃないから普段通りでいいとアドバイスされ、気が楽になった」。
「5番という特別な意識は持たないようにしている」と自然体を貫く関本に、岡田監督は「中軸を打てばチャンスで回るケースは多くなる。そういう時に打ってくれるのが、本当にありがたい」と信頼を寄せる。開幕時は出番さえなかった脇役が、中盤戦で主役の座にいる。この層の厚さが、チームの好調さを支える要因の一つでもある。【和田崇】
○…五回、川上にとって、痛恨の打球が左翼席に消えた。関本の満塁本塁打がダメ押しとなり、先発では今季最短タイの5回6失点。昨年は4勝と相性が良かった阪神戦で今季は未勝利が続き、「きょうは特に何もありません」といち早く姿を消した。落合監督は、一回の森野の悪送球など守備の乱れを敗因に挙げ、「本丸を守るための城壁が崩れては、なんぼでも攻め込まれる」と
[ 2008/7/25 23:49 更新 ]
毎日新聞
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