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秋の嵐ではないそうだ

2007年11月09日 13:13

夜8時のニュースで今晩の夜中に嵐が一部の地域を襲うかもしれない、と報じていた。

地球温暖化の影響下、全世界の海面水位が上がるといわれ、この国の海岸線を10メートルが高くなることを想定して如何にオランダ建国以前の状態になるのを防ぐか、ということがどのくらい本気か知らないもののそういわれている。 もしそうなれば我が家が建っているあたりは、さあ、海面上は確かだがそれがどのぐらい高いか調べたこともない。 前の運河が決壊すれば床上浸水するかしないかというところだと想像するからら海抜3mほどかも知れない。 そこに10m水位が上がった水が入るとすると7mほど上が海面となるのか。 我々家族は屋根の上で生活しなくてはならなくなる計算だ。

アイセル海を30kmほどの堤防で湖にして淡水化したこの国は北海に注ぐ国際河川の入り口にも嵐や高波の反流を防ぐ対策をもう何十年も続けているがロッテルダム付近の河川を8年ぶりに今夜堰き止めるらしい。 解説では今夜の風雨ぐらいではその必要がないらしいのだが昨今の海岸線防御の議論を盛んにし国民の関心を集めるキャンペーンとこの嵐もどきの気象を各地の気象地理ネットワークを駆使してその効果を集めてデータベースをつくるのだとそのニュースは言っていた。

この間のアメリカ南部、ニューオーリンズあたりを襲ったカテリーナだったかのハリケーンのあとアメリカ議員連中がオランダの治水事業を見学に来てオランダ女王にその息子、3人お姫様を作って落ちついたか、あと何年で国王になれるかと話の的になっている治水専門家皇太子も積極的にこれを機会とオランダ関連事業の振興、関連企業のアメリカマーケットへの進出、ひいては国益のための接待に忙しい様子が報道されていたことも思い出した。

しかし、その10m議論にしても来る100年ほどの予想であるのだから他の年寄りと同様30年もたたなくともこの世におさらばする身、別段どうすることということもなくテレビの前から腰を上げた。

そのあと雨風の中をポンチョを被って10分ほど自転車を漕いでカフェーの隣の文化教室空間であるジャズコンサートに出かけたのだが風雨をものとせず、同年輩、定年後10年以上グループも集って賑やかに夜中を過ぎるまでグルーヴに耳も体も任せてから濡れた教会の壁に立てかけた自転車を起こして帰宅したのだが天気予報の嵐もどきの姿は見えず静かなものだ。 角の電光掲示板には既に日付が変わって30分ほどたっていることを知らせているのだが、さすが数日前とは違い、またもや8℃ほどまで下がっていた。

あちこちの角、フェンスなどには吹き飛ばされた枯葉が壁に沿って茶色で斜めの三角スロープを作っている。 いよいよ市の公園局清掃課の仕事が忙しくなる。 

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