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さて、そろそろ年末の気配が、、、、

2007年11月05日 06:25

夜かなり更けてコンサートの帰りに駅から自転車で街の中心を抜けて家路につく途中、大通りの上に電球で模様をつけたイルミネーションが灯っているのに気が付いた。 夜の気温が涼しい、から寒い、に変わり冬時間の効果が出てきたのか夜にも暗さが増し空が重く感じられる頃に夜の通りを明るくしようとこういう冬の照明が気分をすこしでも明るくさせようと掲げられる。 これは12月初めのオランダサンタクロース、シンタクラースのプレゼント商戦への第一燈でもある。

これから一ヶ月、徐々に家庭の郵便箱に子供達のための玩具宣伝ちらしがどっさりと投げ入れられ、大人のためにも各種プレゼントカタログもそれに混じる。 今月の終わりになると週末の商店街は忙しくなり今年は12月1日の土曜には各商店は大忙しとなるに違いない。 ものを買うといちいちをれをプレゼント用に包装してもらうからどこのレジも長だの列で時間がかかってはなしにならない。 皆それを承知しているので早くから準備をしておけばいいことは分かっているのだがそうかいかない。 あと3回しか土曜日はないのだがまだ表立ってはその動きが見えないし結局は毎年のように土壇場で右往左往してプレゼントを買いに走るということが繰り返される。

さらにこのコマーシャリズムは容赦しない。 シンタクラースはヨーロッパ各地に同様な習慣があるとはいえオランダの代表的な祭りであり子供から大人まで避けては通れない伝統である。 特に小さい子供のあるうちでは一年で一番大切な行事かもしれない。 この5年ほどその後のクリスマスプレゼント商戦が攻めてきつつある。 クリスマスはこれまでは比較的静かに家族でつつましく行う文化、伝統行事であり、家族で晩餐をし、特に敬虔なキリスト教徒でなくとも子供をつれてクリスマスのミサにでかけるようなことはあったのが、ここ何年かでアメリカ流の第二のシンタクラースとして商店街プロモートしている。 現在40歳から下の年代にはアピールするだろうからこれもシンタクラース並になるのは時間の問題だともいわれている。

20年前にはクリスマス宣伝ちらしの気配もみられなかったのだがこの数年の攻勢は著しく、ちょうど12月5日のシンタクラースが終わった翌日からクリスマスキャンペーンもみの木デコレーションをせよとその飾り物の宣伝から始まり、ショッピングセンターでは世界共通のお決まりの店頭飾りが溢れるし街角ではもみの木が売られ始める。

土曜日の買い物の初めとして中古レコードCDの店でおしゃべりをして外に出ると隣の骨董屋の向かいにある子供、若い女性向け雑貨店がむやみとあかるい。 原色の様々な飾り物、小間物が売られており店の入り口の左右に小さなクリスマスツリーが置かれているのだが驚いたことにショッキングピンクというのだろうか、他の色と同じように蛍光発光していそうな色合いだ。 通る人々もいささか呆れ気味なのだが皆がながめるからこの店には効果満点なのだろう。

ここではシンタクラースはもう通過してしまっているのかターゲットクリスマスのようだ。 なんともはや気ぜわしいことだ。

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