【お題日記】一人でしたくなる時間帯5

僕を突き飛ばすように部屋から出て行った里美が、二日後の夜に僕の部屋にやってきました。

「・・この前はごめん・・なんか和君、いつもと違って、びっくりして・・」

グイグイ来てた里美とは別人のようにモジモジしてました。

「大丈夫、気にしてないから」

「よかった・・。まさか和君が、むっつり助平だなんて思わな・・」

喋る里美の唇をキスで塞ぎました。これは時々、紗栄子さんが僕にすることでした。
里美は目を閉じて、僕に密着してきます。舌を入れると、遠慮がちに舌を絡ませてきます。
そのままベッドに並んで腰かけ、キスをしながら胸を揉みました。

「あぁぁ・・・わたし・・ホントは経験なくて・・キスも友達の女の子と面白半分にしてみただけで・・・あぁん・・」

里美は甘い声を出しながら、僕の胸に顔を埋めます。そっと太ももを撫ぜて足を開かせると、短パンの中に手を入れ、パンツをずらしソコを弄ります。

「あぁん・・恥ずかしいぃ・・かずくぅん・・」

彼女を横たえ、裸にします。そして、彼女を舌と指で嬲り始めました。
僕達のハードなペッティングは毎晩なされましたが、依然として挿入には至りませんでした。

日中には、変わらず僕は紗栄子さんの手や口で放出させられ、里美との事を聞かれるままに答えていました。ある日、紗栄子さんにコンドームを渡されました。

「もしもの時は使いなさい」

「い、いりません・・僕、初めては紗栄子さんと・・」

そう言う僕に紗栄子さんは笑いながら、コンドームを無理矢理持たせました。
そんな紗栄子さんとの別れは唐突にやって来ました。
母が計画してた支店の開店が近づき、そこへ紗栄子さんが店長として行くことになったのです。


明日から紗栄子さんは一週間の休みで、その後、執行すると言う前日、紗栄子さんに囁かれました。

「明日、学校終わったら、部屋に来られる？　二人でお別れ会しようか。みんなには内緒よ」

翌日、僕は悲しさと嬉しさを胸に秘めて、彼女のアパートへ向かいました。
部屋に入ると、引っ越し準備が進められており、かなり荷物がまとめられていました。
紗栄子さんは長い髪をお団子にまとめ、黄色いブラウスに黒いミニスカート、網タイツ姿でした。
絨毯の上に腰を降ろすと、彼女はコーラを出してくれました。

「おばあちゃんに、ご飯いらないって、言ってきた？」

「はい・・」

返事する僕を、紗栄子さんは後ろから抱きすくめ、僕の学生服を脱がし、ズボンの前を開けて固くなり始めたチンチンを引っ張り出し、優しく嬲ります。

「しばらく、これともお別れね・」

「・・・」

「そんなに遠くないし、また会う事もあるかな。でも、和くん、私の事なんか、直ぐに忘れるかもね」

「そんなことありません、絶対に」

僕が振り返ると、紗栄子さが唇を重ねてきました。僕から舌を差し込みます。舌を絡ませながら、紗栄子は、僕のズボンとパンツを抜き取り、それからTシャツも脱がせ、僕は真っ裸のします。

「かずくぅん、脱がせて・・」

震える手で、紗栄子のブラウスとスカートを脱がせました。黒いレースのブラと、揃いのパンティ、腿までの網のストッキング。紗栄子さんは、僕の隣に移りながら、束ねてある髪を降ろし、僕を寝かせます。
僕の顔から耳、首、胸、乳首に舌を這わせながら、チンチンを扱き、先から洩れる汁を亀頭にぬりつけます。僕も恐る恐る手を伸ばして、パンティに触れました。

「いいのよ、和くん、したいようにして」

僕はパンティの上から紗栄子さんを撫で、パンティの中に手を入れました。ソコはすでに湿り気を帯びて、僕の指は肉に埋もれていきます。

「あぁぁ・・・ん・・かずくぅん・・」

紗栄子が僕を咥え、僕は紗栄子のパンティを剥ぎ取りました。そのまま、紗栄子さんは、僕に跨り、僕の目の前には、奇麗に整えら、濡れて光る陰毛が露わになりました。僕は咥えられながら、紗栄子さんのそこに舌と指を伸ばしました。直ぐに紗栄子さんのソコからは滴る様に愛液が溢れ、垂れ流れ僕の口から顔中に広がります。

「ああ・・・そこっ・・・ああっ・・いいぃ・・・」

紗栄子さんは悶え、時々口が疎かになり、僕は俄然やる気が出ます。指も使って、更に紗栄子さんを悶えさせました。もう紗栄子さんは、僕のモノを握っただけで、喘ぎ、悶えて、僕の指技に耐えています。

「ああぁぁ・・・・か・・ずぅくぅん・・・いいのぉ・・・きもちいいぃぃ・・・」

紗栄子さんに鍛えられたおかげで、射精感が高まるまでかなり我慢できるようになった僕は、懸命に下から紗栄子さんを責めていました。

「あぁぁぁ～～～もうだめぇ～～～我慢できなぁ～～いいぃぃ～～かずくんが欲しいぃぃ～～」

僕は指を止めました。紗栄子さんは姿勢を変えて、僕の下半身に跨ると、僕のモノを握ります。

「かずくぅん、本当に私でいいの？」

僕はただ手を伸ばしました。紗栄子さんは、その手を握り、ゆっくり僕の上に腰を降ろしていきます。
僕のモノが紗栄子さんの中に、埋もれていきました。

「あぁぁぁ～～～～いいぃぃぃ～～～かずくぅ～～～ん・・」

紗栄子さんは叫んで、僕の上でウネウネと腰を動かしています。僕は手を伸ばして、胸を掴みました。紗栄子さんは腰を動かしながら、ブラを外します。生のおっぱいを揉み回し、乳首を摘まみます。

「あぁぁぁ～～～いいぃぃ～～～かんじるうぅぅ～～～きもちいいわぁぁぁ～～」

片手だけ、クリトリスを弄りました。

「いいぃぃ～～それっ～～～～いいわぁぁ～～～ううぅぅぐぐぅぅ～～～」

紗栄子さんは僕に身体を被せて、腰を打ち付けます。何度も何度も腰を打ち付けてきます。

「おぉぉ・・・さ。。さえこあぁん・・・ダメっ‥出そうっ」

「ああっあっあっ・・・いいぃぃ・・だしてっ・・いいのよ、そのままだしてぇ～～」

程なく僕は、紗栄子さんの中で爆発しました。それは、紗栄子さんが動きを止めても暫くで続けていました。

「紗栄子さん・・ぼく・・中で。。」

「うん。いいのよ、私は大丈夫なの、赤ちゃん出来たりしないから安心して」

「・・」

「でも、里美ちゃんとする時には、気をつけないとだめよ」

紗栄子さんが身体を離して、僕の横に寝ころびました。

「そんなことしません」

僕は、言いながら紗栄子さんに覆いかぶさりました。

「いいわ、きて・・・。和くん、もっとして・・・」

僕は前から紗栄子さんの中に挿入っていくのでした。
その後も、僕達はいろいろな体位で、部屋で、キッチンで、バスルームで、夜が更けるまで、
チンチンが痛くなり、ふやけるまで、回数を重ねました。

結局、その週の週末まで、僕は毎日、紗栄子さんのアパートへ行き、週末に彼女は引っ越していきました。僕にコンドームを渡して。

週が明けて、支店開店の為、うちは臨時休業となり、母と祖母も、二泊三日で手伝いにいきました。
里美も一緒に行きましたが、彼女だけは一日早く帰って来ました。
夜、部屋にいると、音が聞こえて、ドアが開けられました。

「和君、ただいま。お風呂入って来るね」

暫くすると、ドアがノックされました。いつもはノックと同時にドアが開けられるのに、僕がどうぞ、ッと言うまで姿を見せませんでした。

「えへへ・・」

照れ笑いの里美は白いミニのネグリジェで、中にはピンクのブラとパンティが透けていました。

「入っていい？」

「いつも入ってるじゃない」

彼女は入って、ベッドに腰を降ろしました。僕がそのまま机に向かっていると、支店の事を話していましたが、そのうち黙り込みました。

「和也さん・・こっちにきて・・」

隣に座って、肩を抱くと、顔を向けて目を閉じました。優しいキスから、舌を数回絡め、顔をはなしました。

「今晩、一緒に寝てもいい？」

僕は、胸を揉みながら、もう一度キスをし、僕達はそのままベッドに倒れ込みました。
頭の中で、コンドームをしまってある処を思い出していました。


終わり