- 名前
- 妄想劇場
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 富山
- 自己紹介
- 年齢違ってます。還暦過ぎてます。 SEXはおろか、出歩く事も出来ません。 出会えませ...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
【お題日記】強制的にイカされた経験
2023年09月07日 09:58
単身赴任で引越したのは、会社が用意した2Kの部屋だった。
いよいよ明日から支社へ出勤、その日は早目に床に着いた。
夢を見た。
見ながら、夢だと判っていた。
夢に出てきた女性は、とても美人だった。
薄いピンクの長襦袢を赤い絹の紐を解いて、パサリと足元に落とした。
形の良いバスト、括れたウエスト、綺麗に整えられた陰毛…。
女は、俺の足元に膝を着いて、俺のパジャマとトランクスを脱がせると、グニャリとしたペニスを口に含んだ。
俺のモノは女の舌技で、直ぐに硬くなった。
あっと言う間に射精感が高まってきた。
(ヤバイ、起きなきゃ夢精しちまう…)
だが、間に合わなかった。
俺は女の口の中に、勢い良く精を放った。
と、同時に目が覚めた。
「あ~あっ、この年で夢精かよ…」
汚れたトランクスを脱ぎ捨て、パジャマだけで、再び横になった。
どの位経ったのか、また女が夢に現れた。
やはり、美しく、魅力的だ。
裸の女は口の端から俺の物と思われる精液を少し流していた。
女が俺のパジャマを下げ、優しくモノを握った。
俺のモノは、ムクムクと硬さを取り戻す。
天井を向いたモノを掴んで、女は俺に跨がり、ゆっくり尻を落としていく。
(おおぉ…)
夢とは思えない、女の肉膣の温度を感じた。
ゆっくり女は腰を前後に動かす。
肉膣はグイグイ、俺のモノを締め付ける。
女は、目を閉じ、自分の胸を揉んでいる。
(ヤバイ、また出そうだ…)
胸を揉んでいた片手を、女は整えられた陰毛の中に動かした。
女は、口を開き、眉間にシワを寄せて喘ぎ始めた。
その妖艶な恥態を見た瞬間に俺は二度目の射精をした。
そして、目が覚めた。
俺は汚れたパジャマを脱いで、新しいトランクスを穿いた。
「まいったな…、赴任する前に、暫く出来ないからって、三日も続けて女房としてきたのに…。」
俺は苦笑しながら、横になった。
どの位寝たのか、また女は出てきた。
もちろん裸、そして四つん這いで俺を見ている。
手を伸ばして、俺の股間を触ると、浅ましいことに、俺のモノは直ぐにフル勃起してしまった。
女は、ゆっくり反対側を向いて、俺に向かって尻を突き出した。
アナルと肉ビラが丸見えで、肉ビラの中から溢れ出した白い液は、腿を伝い流れている。
さっき出した俺の精液なのか?
女は四つん這いのまま、顔だけ、こちらに向ける。
その淫靡な表情に誘われるように俺は女の後ろから襲いかかった。
俺の精液で濡れた女のクレバスは、生き物のように俺を締め付けてくる。
あまりにリアルな感触に、俺は又も激しく射精し、目を覚ますのだった。
流石に三度目になると、気味が悪かった。
その後はウトウトするだけで、しっかり寝入る事が出来なかった。
夢を見ることもなかった。
次の日の夜…、
またも女は夢の中に現れた。
今度は黒いランジェリー姿だった。
俺は抗いようもなく、また、三回の放出をした。
どうやら三回交われば、女は消えてしまうようだ。
それから、毎晩のように女は俺を犯しにきた。
一ヶ月も過ぎた頃、俺は隣の部屋のオバサンに声をかけられた。
「あら、凄く痩せたんじゃありませんか?」
「ええ…」
「単身赴任だと、食事が不規則だったり、偏ったりしますものね。」
「まあ、食事は大丈夫なんですが、夜、あんまり寝られなくて…」
まさか、毎晩三度も夢精をしてるとは言えなかった。
「…」
オバサンは、目を大きく開いて、俺を見てる。
「何か?」
「そ、あ、の…」
オバサンは困った顔をして、話し始めた。
「ひょっとしたら、何か出ます?」
「まあ、こんな話、バカバカしくて、信用されないかもしれませんが、女が出てきて、僕を寝かせないんです…。」
「やっ、やっぱりっ!」
「やっぱりって?」
「実はアナタの部屋で三年前に心中騒ぎがあったのよ。男は助かったのだけど、女の人は死んだのよ。」
「げっ!?」
「それから、何人かは、この部屋に入るのだけど、直ぐに出ていってしまうのよ。」
「お祓いとか祈祷とかしてないんですか?」
「大屋さんはいろいろやったみたいけど、やっぱり出るんだ…。ちょっと待ってね…」
オバサンは、一旦部屋に入って、写真を持って戻ってきた。
「出てくる女って、この娘?」
「あっ、この女ですっ!」
女は、オバサンも含めた何人かで写っていた。
「以前にアパートの住人でバーベキューした時の写真なんだけど…、いつもニコニコして、気立ての良い娘さんだったのよ…、相手の男は良家の坊っちゃんで、結婚反対されたのよ。」
「そうだったんですか…」
「相手の男は、今じゃ結婚して幸せにしてるって言うのに、死んだほうは浮かばれないわよね…」
「えっ、相手の男のこと、分かってるんですか?」
「ええ、隣町に大きな家建てて、綺麗な奥さんと子供と住んでるわよ。」
その事を知ってから、俺は会社帰りや、休みを利用して、生き残った男の家の周りをウロツキ、男を写真に撮った。
もちろん、その間も、毎晩、女との三回の交合は続いていた。
でも、それも今夜が最後になるはずだ。
俺は枕元に、男の写真や、家の写真、住所や、地図まで広げて眠りについた。
やがて、女は出てきた。
体に纏った薄絹を足元に落とすと、魔性の体が見える。
四つん這いになり、俺のモノを咥える。
俺も腕を伸ばして、形の良い胸を揉む。
女は、妖艶な表情を俺に見せる。
女は、俺を跨いで十分に硬さを持ったモノに尻を落としていき、ゆっくり腰をくねらせる。
この腰使いに、俺はヤられてしまう。
オマケに下から見上げる女は、とても妖艶である。
あっと言う間に射精感が高まってくるが、今日だけは、頑張らなければ。
俺は女を下から突き上げながら、腕を伸ばす。
女は体を倒して、俺にキスをしようとして、動きを止めた。
女の瞳は、俺を見ていなかった。
枕元の写真を見ている。
女の視線が定まらない…、そして俺に視線を戻した。
(違うんだよ…、俺じゃないんだよ…、君が求めている男じゃないんだよ…)
自分が声を出しているのか、頭の中で喋っているのかは、わからない。
女は視線を外し、写真を見ている。
(君の求めている男は、その住所の、その家に、今では奥さんと子供と暮らしている。)
女は悲しそうに俺を見た。
(これを君に見せたのは、君に彼の方に行って貰いたいからじゃないんだ。君に彼を諦めて欲しいからなんだ。)
女はじっと俺を見詰めている。
(俺は、毎晩、君を心待ちにしていたかもしれない、でも、俺は彼ではないし、君も勘違いをして、俺と交わっていた。でも、俺達の世界は違うんだ。このまま関係を続けても、あるいは、彼の所に行っても、あの時の失敗の苦しみを繰り返すことになる。)
女は、大きく深呼吸している。
(君は、君の世界に行かなければならないんだ。そこには、きっと君を待っている誰かがいる、絶対にいる。彼は今は幸せだ、でも、決して君を忘れていないよ。もちろん、俺だって君を忘れない…)
俺のモノは女の中で急速に小さくなっていった。
女は、一筋、涙を流した。
そして、ゆっくり体を倒して、俺の唇に唇を重ねた。
俺は目を閉じ、彼女を抱き締めた。
俺の頬に彼女の涙が流れ落ちたのを感じ、目を開けると、彼女の姿は消えていた。
目が覚め、床から這い出た。
夢精、していなかった。
頬を触ると、水滴が一粒…。
(成仏しろよ…)
俺は、横になって目を閉じた。
終り
このウラログへのコメント
若いね
> りょうこさん
読んで下さり、ありがとうございます。
あっ、夢精の事なら、年寄りでもしますよ(^ー^)
女の人に情が移って、泣きそうになりました。
> 星姫さん
ありがとうございます。ずいぶん前の作品の再アップなんですが、自分の中でも好きな作品の一つです。
コメントを書く