密通-28／貴方のお陰

「スワッピングはしょっちゅうさ」
「そんな」
私は利之さんの手を掴むと、車に戻りました
睨み付けて言います
「私は絶対に嫌ですからね。私は利之さんだけ・・・絶対に嫌」
「私だって華代を他の男になんてさせない」
「本当ね」
「ああ、そんなの耐えられない」
「良かった」
「・・・連れて帰って」


家に帰るなり、服を剥がしペニスに被り付きました
さっきの光景が思い出され、上から入れてしまう
すぐに大きな声と共に絶頂が来ました
「そんなに興奮した？」
「ええ、私の隣で立ったまましていたのよ」
「そうだったね」
「女の人の厭らしい顔。でも嬉しそうだった」
「二組ともコンドームを着けたね」
「ええ、あれは感心したなー」
「暗黙の了解なんだろう」
「さすがは大人ね」
「慣れていた」
「そうだった」

「お風呂に浸かりたい」
「入れて来る」
「いいえ、私が行く」


「貴方にこうして抱いて貰って浸かると、安心するの」
「何時までも、してあげる」
「ええ」
「頭を洗ってあげる」
「有り難う」
「肌がスベスベして来た」
「貴方の所為。いえ、お陰」
「女はね、規則正しいセックスで綺麗になるの」
「ホルモンのバランスが良くなる？」
「そう。愛する男性で無いと駄目なの」
「へー、そう？」
「特に私は何時も精液を注いで貰うから」
「みんなに言われる。若くなったって」

「この前、芳美にも言われた」
「どう答えた？貴女の旦那と、規則正しいセックスをしています？」
「バカ、もー」
「ジムのお陰だと言ったわ」
「そうしたら、私も行こうかなーって」
「楽しみが減ってしまう」
「心配いらない。結局は止めたから」
「良かった」
「ええ、私も」