みどり-142

写真を何枚も撮って、着替えてそのままメインストリートに行きビールで乾杯
「みなさん、ご免なさい」
「良いのよ感激するのは私も一緒。
　気が強い知佳だからこそよ」
「あたしは雅恵と違って、気が強くなんて有りません!」
「ほら、それ弱い人が言う台詞?」
「むかつく雅恵」
「何時もの千知佳戻った」

三人クスクス笑ってる
つられて笑ってしまう、あたし

夕食もシャンペンで乾杯し音頭、京介が話す言葉、
こういう事は京介上手い
後４人で山盛りのシーフード
海老のカクテルも蟹も伊勢海老も色んな貝も
スープもサラダさえ美味しい
昔食べた味と匂いの野菜
知らない果物
それにこのココナツとマンゴーの入った
このカクテルの美味しい事
あたし太ってしまう
幾ら妊娠しているとは言え、食欲有り過ぎ

「平気だよ、知佳は太る体質じゃ無いから」
「煩いなー。　本当に太らない ? こんなに食べて」

頷いてる
「京介さん、私は?」
「雅恵さんは今の体型がずっと続く
　透さんのカロリーに気をつけて上げて
　今も少し血圧が高い
　一割、１５程落とさないと
　夕食のカロリー下げて、朝を上げればいい」
「はい、そうします」
「京介さんは、何か専門知識が有るみたいですね
　この前、ドックで同じ事を言われました」
「外食を成るべく避けて、雅恵さんの料理を食べると安心です
　接待されるのが多いので糖尿の気が有ると言えば、
　料理を残してもお酒を控えても相手に対して失礼に成らない」
「なる程、早速そうします」

　　　　　　　・・・つづく