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みどり-141

2008年06月24日 00:22

みどり-141

「透の家に移った日に彼が打ち明けてくれたの
 知佳から何人も女を紹介されて悲しかったと」
「うそ、嘘よ」
「どうしても言え無かったそうよ
 ご主人と上手く行っていない時に、それを利用するみたいで」
「しかし、その内に何故か絶対に知佳とは
 上手く行かないと感じたらしい
 惚れているのでは無く、ただ好き、
 恋人では無く親友の感覚だと気付いたと言っていた
 でも一度抱きたいと言う気持は有ったって
 何しろずっと女としてないから」
「信じられないけど、親友なら分かる
 あたしも透さんに対してそうだったから」

「それで聞いてやったの、今はってね
 彼は正直ね。 今でも出来るなら抱きたいとぬかしたわ、
 透の奴・・・その時分かった、
 私に本気で惚れてくれていると」
「京介さんに会った瞬間に、諦めより安心したそうよ
 こいつなら大丈夫だと
 自分の選択が間違っていなかったのが嬉しくて
 その時初めて、私に気付いたらしい
 失礼よね、こんな美人が隣に居るのに」
「何て綺麗な女なんだ
 一目惚れ・・・そう言っていた
 私に一目惚れ、嬉しいじゃない」
「死んだ奥さん、美樹さんが連れて来てくれたと、
 見た瞬間に感じたとも言っていた
 だから、知佳の事、抱くの平気だし、それ望んでいるわ」
「女と違って男は、妻以外の女とセックスする事に
抵抗が無いのね、きっと」
「今は女だってそうよ。
 うちの女の子達の半数は結婚しているでしょう
 結構しているわ
 罪悪感とか引け目なんて全く無し、平気で遣っているの」
「するわよ、透もわたしも
 まあ、一応新婚旅行だから、
 初日の式の後は初夜と言う事にして、
 明日の晩からにしましょう
 透と相談して置く
 初夜の儀式の後で」
「分かった。 あたしが一番古いみたい、考え」
「それが知佳の良い所じゃ無い」

       ・・・つづく

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