- 名前
- ooji1215
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 兵庫
- 自己紹介
- 癒しと包容力、あんまり大きさにこだわりは無いオッパイ星人ですが何か(*^-^*)ち...
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うらしま太郎
2008年04月29日 09:20
むかし、むかし在る処に太郎と言う心優しい漁師がおりました、
ある日、浜辺を歩いてると子供達がカメを捕まえて棒で叩いていじめてました、
「おいおいカメをいじめては駄目やないか」
子供達は太郎を無視をしてまだいじめてました、
「それならカメをおじさんが買うよ良いかな?」
一人の生意気そうな子供が言いました
「良いよ、でも高いよ」
太郎は仕方がなく有り金を全て子供達に渡してあげました、
太郎は少し後悔しながら一旦家に帰ろうとしたらカメが呼び止めました、
「すいまへんなぁ、俺の為に散財させて、お詫びと言うたらなんですけど、これから貴方を良い処へお連れしますわ」
「そうか、まぁそんなに気を使わないでも良いけど、今日は暇やから付き合うよ」
太郎はカメと一緒に遊びに出掛ける事にしました、
カメはどんどん水際に、
太郎は心配になり何処へ行くのかカメに聞きました、
「へい、これから面白い処へ行こうと思いまして、
ただそこは海の中に有りまして、
人間の貴方にも楽しいと思います。」
カメの甘い言葉と背中に乗せられて海の中に行きましたが、
不思議に息も出来ます。
やがて海底に着きました、
目の前にはギンギラギンのネオンが輝き、
平目が呼び込みをしてました、
「ちょいと、そこのカメさんと素敵な旦那、遊んで行きませんか、可愛いサービスの良い子が沢山居ますよ、はい!カメさんと漁師さんご案内ぃ~」
中に入るとハードなロックが鳴り響き、
天井にはレザービーム、
何故かミラーボール、
新旧混合の賑やかさ、
ステージでは歌手が歌い、
そりゃあ~まぁ 賑やかな事、
♪海の~彼方にいらっしゃい~
華のキャバクラ竜宮へ~♪
あちらこちらでキャアキャアと黄色い声で魚達が大騒ぎしております。
「あら、カメさん久しぶり、こちら初めてね?」
太郎はこのさわぎの中、一人の女性が席に着いた、
「お兄さん、こちら乙姫さん、竜宮のオーナー謙ママさんやで」
太郎は乙姫に目を奪われてた、
冷たそうな目、黒く光輝く髪、
乙姫は太郎の横に座り膝に手を置いた、
それだけでたろうは天にも上る気持でした、
このウラログへのコメント
新宿歌舞伎町は、昔、海の中だったのね?札幌ススキノも、ね?
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