- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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ペテン師の夏・終
2008年03月29日 00:21
今回こそ これで終わらせねば
思い出すのは一気に思い出すのだが
文面化するのも飽きてきた
文字数制限が悲しい
ポイント消費していいから増加させてほしい気分
海についた
で もって それなりに楽しんだ
よし 海の部分完了 今回は手抜き
かなについてのエピソードもあるのだが
それは別の機会 松山&かな交際秘話とでもして書こう
海から帰り軽い食事会も終わって解散となった
ちえこと並んで歩いていた
「どこか落ち着いて話せるとこ探さなきゃ」
「うん...」
この場合 多分 ホテルが一番手っ取り早い
する気などはない ないが彼女の気持ちに
深く入り込まなければならない そう感じていた
そうなった場合 向かい合って座る 間にテーブルがある
並んで座る 他人の目がある
そういう環境では 多分 無理
彼女の部屋 それは まだ早い
わたしの部屋 あれは 外と変わらん だめだ
じゃあ やっぱりホテル
多分 そう望めば 彼女は拒みはしない
しかし その時 少なくともその時
わたしに舞い降りた悪魔は 寝てた
今後のことを考えると去ってはいない
多分 寝てたのだろう
このときだけは 本当にこの時だけは
真面目なやがみだったのだと思う
だから その後の凶行さえも彼女にとって
耐えるべきものと思えたのかもしれない
コンビニで飲み物等を買って
再び歩いた ふとわたしの目に
ビジネスホテルの看板が目に入った
ラブホもここも変わらない気はした
ただ 用途が違う それが彼女に理解出来るかは不明だ
ただ ここしかないかなと思った
わたしは そこを指差した
ちえこは再び泣きそうな顔になった
何を思ったかはわからない
わたしに失望した涙なのか
あるいは自分に対してなのか無言でうなづく
ツインの部屋を取り部屋に向かった
部屋に入るなり彼女を抱き上げ ベッドの上に寝せる
さて ここからだと思った
悪魔は寝ている ただ 人には自分の世界観がある
そこに相手を引きずりこめれば かなり優位に事を運べる
「さて はじめますか」
彼女の身体がこわばるのがわかる
彼女の前に缶チューハイを差し出す
「えっ?」
「まずは乾杯」
「えっと......?」
「今日はお疲れ様」
「?????」
よし まずは奇襲成功 彼女は完全にウラを掻かれた気分
「言わなかったけ 海の後 話そうって」
「えっ でもここってホテル」
「ビジネスホテル」
「えっ」
「えっちはラブホテル ここはビジネス」
「それって....」
「気分的な問題だよ」
彼女は戸惑っているようだった まあ気持ちはわかる
現在の状況を説明すれば 彼女はベッドの上に寝転がって
わたしはベッドのしたでベッドに寄りかかって座っている
「そういう問題じゃ」
「そこで楽な姿勢でいればいい 座ってもよし
なんだったら隣に来てもいいよ」
彼女はわたしの隣に座った
わたしは彼女を抱き寄せ軽くキスをする
「ひとつ聞くよ」
「うん」
「君はわたしの彼女?」
「そ、それは...」再びキスをする
「彼女?」
「でも...」 キスをする
「いや?」
「いやじゃない....けど」キスをする
「彼女?」
「とても うれしい けど」長めのキス
「彼女?」
「はっ はっ あたしはそんな資格は..」キスをする
「彼女?」
「だめ..あたしは..」キスをする
「彼女?」
「その前にやがみくん 聞いていい?」
「いいよ」
「もしかして あたしが はいって言うまでキスする気?」
彼女にまたキスをする
「問題でも?」
「はいって言わないといつまでも続くの?」
「そう」キスをする
「ずるい...答えはひとつしかないじゃない」
「言わなかったっけ わたしは卑怯ものだって」
何十分たったろう 何十回キスしたろう
「ひどい...キスだけじゃない...」
確かに いつの間にか彼女のブラウスのボタンと
ブラのホックは外され 彼女の胸にわたしの手はあった
ただ 童貞なわたしにそれ以上の動きは無理と判断
出来ないことはないが 外せば墓穴
なにより 実は心臓がバクバクと暴れてたりする
彼女だから気づかなかったといえる
時々身をよじる彼女の動きで 指に乳首があたり
勝手に彼女は反応する 多分 そこが彼女のポイントのひとつ
ただ そんなことをチェックする余裕などない
余裕なふりをしてキスをする
「彼女?」
「わかった それでいい....」
言葉は望んだ言葉なのだが何か違う
投げやりだ もう少し踏み込んでみる
「話してごらん」
「えっ?」
「君がはいと言えない理由」
「そ、それは言えない...」
キスをする 少し長めで舌も差し込む
「はぁ はぁ」
「確かにフェアじゃない」
「えっ?」
「知ってるよ 君の過去」
「ど、どうして」
「うづきから聞いた」
「う、うづき..そう じゃ..」
「能天気な彼女が悲しい顔してた」
「その..顔 知ってる...あのとき はじめて泣いてあやまる
うづき...みた....」
「ちえこをよろしくって言われた」
「.......」
「君と同じくらいに彼女にもトラウマになってる」
「わかってる....けど...」
まだまだ 長い時間がかかると思った
何回 彼女は泣くだろう あと何十回キスは繰り返すだろう
「あたし.. レイプされた..子なのよ」
「それで?」
「や、やがみく..んには...わからない」
「わからないね」
「そうよ」
「ただ 大事なものが汚された気持ちはわかる」
「えっ 」
「一回 長いキスをする」
「......」
「その後 一方的に話す 質問は受け付けない」
「えっ?」
「泣こうが構わない ただ 聞いてること」
今だから 話せる 思い出せもする
わたしのこの性格の根っ子のひとつ
わたしは 長いキスをした
関係ないがバリエーションの4 直触バージョン
「はぁ....」
彼女の吐息を合図にわたしは話し出した
「ある小学生の話 5歳から晩酌してるような男の子
何故か飲み屋の控え室で晩酌
ある日そこに住み込みでお手伝いさんが来た
その女の子は彼の1つ上 やっぱり小学生
なんでそんなとこに小学生がいるかそれは色々事情があった」
「あんっ」
なんとなく彼女の耳たぶを噛んでみた
「ある日彼女は夕飯の余りをおつまみにどうぞって持ってきて
彼はそれをつまみにお酒を 彼女は一休みでお茶を
そんな奇妙な空間がとても居心地がよくって
いつしか ふたりともそんな時間が好きになってた」
ここで 少し気持ちを抑えるため 長いキスをする
そしてしばしの沈黙
「ただ ふたりとも玩具だった
そこの三男四男のおもちゃだった
別々におもちゃにされてた
それをお互いに知りながら触れなかった
ただ その時間があればよかった」
ちえこがわたしの顔を見てる
自分がどんな顔をしてるかわからない
ただ 普段見せない顔だったんだろう
その視線をやぶるようにキスをする
気のせいか 身体の力が抜けてきてるように感じる
「ただ そのおもちゃ同士が会ってしまった
会っちゃいけなかった でも会わされた
そして 縛られた男の子は 縛られて犯される彼女を見た」
「......」ちえこが何かを言おうとしていた
ただ言葉になってなかった 言葉に出来ないってのは
こういう状態を言うのだなと初めて知った
「男の子は何が起こってるかわかってない
ただ彼女が泣いてる そして自分も泣いてる...」
ちえこは ボロボロと涙を流してる
なんとなく それがぼやけて見えるのは
認めたくないが そういうことなんだろう
「彼女は事態を理解はしてた
だから男の子に見られてるのが悲しかった」
ちえこの顔が苦痛にゆがんだような気がした
「二人の時間は終わった そして数年後
二人は銭湯に行った 誰もいなかったんで
二人して湯船に入った そしてキスして....」
ちえこが苦痛にゆがんだわけがわかった
いつの間にか彼女の胸に当てた手が
彼女の胸を力一杯掴んでた
「ごめん 」
「ううん 大丈夫」
「痛いなら痛いって言わなきゃ」
「いえない...よ 」
「君もバカだ」
「そうかも キスして そしてどうなったの?」
「ああ キスして抱き合って..」
「うん」
「二人とも大泣きした...それだけ」
「やがみ...くん....」
彼女を後ろから抱きしめる キスをする
いつもより さらに長いキス
彼女の閉じられてた脚が少し開く
それが何を意味するか そして彼女の次の言葉もわかった
「やがみくん...」
「うん」
「いいよ..好きにしていいよ...」
考えたらこのまま脱童貞行けた気もする
彼女だったら この状態からだったら
ばれずに苦労せず 脱童貞出来た気もする
ただ この時だけは 悪魔も いつもの無節操なやがみも
存在はしていなかった
ただ トラウマのひとつを吐き出したただの男だったと思う
ただ 今は出来ない もっともっと彼女を知ってから
もっと彼女の心に深く触れ合ってから
そう思ったのは 事実
この時代にこの話をした相手は彼女だけだった
「ねえ ちえこ」
「え、はい」
彼女を名前で呼んだのは多分この時が初めて
彼女もこの意味を理解していたと思う
「多分 この先 わたしはいつものやがみに戻る」
「うん」
「他の子に手は出す ちえこを良くも悪くも泣かせる
身勝手でどうしようもない男で 苦労ばっかかける」
「う.....」
「呆れる?」
「呆れないけど かなしい...かも」
「じゃあ 無理なのか」
「やがみ..くん...」
「なに?」
「がんばる..がんばるから..」
沈んだ気持ちが引いていく気がした
いつもの自分が起きる 悪魔も起きる
バカだなこの子 と可笑しく思えてくる
とても今の自分には大事に思う これは嘘じゃない
悲しませないよう頑張ろう 多分これは大嘘
「君は彼女?」
「はい.... 」
また泣き出すちえこ
「ここは喜んで笑うとこだよ」
「ごめん うれしくて」
多分 今夜最後のキスをする
何回したろう 数十回じゃ済むまい
そして彼女とえっちをしたのは4ヶ月ほど後になる
その間に初えっちと けいこさん含め9人ほど
間に入るが あ 今気づいたが10人目だ 彼女
記念すべき二桁達成の相手だったのか
そうして ペテン師の夏・序から始まった
海物語は完了したのだった
このウラログへのコメント
海物語、ステキだったぁ(*^▽^*)
また最初から読もうっと♪
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