- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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ペテン師の夏・余
2008年03月27日 14:21
そして わたしは前日 3日目の相手 りかを呼び出した
「やがみ君 どうしたの?」
「いや 明日海でしょ」
「うん そうだね」
「それで 事前に聞いておきたいこともあったし
遅くならなきゃいいかなって 」
「それで飲みに行こう?」
「駄目だった?」
「いや かまわないよー」
そして居酒屋へ向かった
空いてる席が端っこの方しかなく
そこに座る
並んで座る形になった
「ビール飲めたっけ?」
「うん 好きよ」
「じゃ まずは生2つ」
メニューを見せて選んでもらう
「ここよく田村や松山と来るんだ」
「そうなんだ」
「とは言っても3人揃うってあんまりないけどね」
「それで 明日の話って 田村くんの件でしょ」
「まあ そう」
「やがみ君も何か苦労してるみたいね」
「まあ それなりに」
「結構 噂だよ」
「噂って どんな?」
「普通だったら今回のって毎回修羅場でしょ」
「まあね 毎回か 隠してても ばれるよな」
「ばれない方がおかしいよ」
ビールが運ばれてくる
「とりあえず乾杯」
「乾杯」
「修羅場回避にやがみ君の身体張った暗躍があったって」
「わたしはジェームスボンドかい」
「あはははは」
「しかし 困ったな」
「何が?」
「 君がそれだけ物分りがいいと呼び出した意味がない」
「あははは だって あたし そんな田村くんに執着してないし」
「そうだよね 普通 執着しないよね」
「むしろ やがみ君や松山君に今は興味ある」
わたしは生ビールを飲み干し2杯目を頼んだ
「もう飲んだの?」
「ここ7時まで100円なんだ」
「それにしても早すぎ」
「そうかな? それで誰に興味だって」
「あ 聞き流されたかと思った」
「聞き流すには惜しい発言じゃん」
そう言いながら 少し焦ってるわたしだった
わたしは何とかする もうこうなったら
騙しきってやる そう覚悟はきまっていた
とにかく 3回目をこなしてラストに行きたい
まあ 今回は わたしだけの問題だ
「でも 思うんだけどさ」
「なに?」
「なんでうちらのまわりには こんな話ばっかなんだろ?」
「あははは それって仕方ないよ」
「みんなかっこいいし 上手そうだし」
ここで わたしは今後のために一計案じた
「そういえば 人のえっちの話ってあまり聞かないな」
「まあ あまり話すことじゃないし」
「よく 男連中で 昨日はひいひい言わせたとか聞くけどね」
「ああ よく言ってるね」
「ああいうのって半分は嘘だと思ってる そんな簡単なもんじゃない」
「さすが やがみくん よくわかってるね」
言ってみるもんだ 知識だけはあるからねえ
「そうなのよねえ あれはそう言うんじゃないし」
「何かみんなガツガツしすぎな気がする」
「さすが いいこと言うねえ」
キスに関してはそう思ったから言ったのだが
経験豊富な子と対等にえっち話出来る自分がすばらしいと思った
「田村なんかどういうえっちするんだろうな」
「知りたい?」
「教えてくれるの?」
「交換条件あるの」
「えっちしてだったらしないよ」
「不可侵協定ってやつ?」
「そこまで噂になってるのか?」
「うん もうひとつあるの」
「なに?」
「やがみ君のキス」
「それもかよ」
まあ 条件が何かわかった気がする
しかし このりかって子も可愛い
ここで思ったこと 話に可愛い子ばっか出てて
そんな可愛い子ばかりいるわけがと思うだろう
そう 実際 そうでない子だっている
田村が面食いといえばそれまでだが
このままでは めぼしい子はみんな田村のお手つきに
なってしまうのではないか?
下手をすれば 彼を長兄と呼ばねばならなく....
はやくなんとかせねばと思うわたしだった
まあ その田村のチョイスだ 可愛くて当たり前
てか わたしの生きてきた人生の中で
一番 内容の濃かった時代だが
女の子の質も最高だった時代だったのかもしれない
「で 条件ってのはね..」
いきなり りかの口を口で塞いだ
つまりは いきなりキス
面倒になってきたのもあった
ついでに 童貞であるがキスだけは熟練
今回の一連のことで一番やがみらしい行動かもしれない
ついでにいうと端っこで死角だったのもあった
一撃目が終わる
「ここで....?」
「いやかい?」
「う...ん..い.いよ」
二撃目が終わる
「こんなとこって はじ...」
そして長い三撃目
実際 普通にちゅーだったら どこでも問題ないんだが
ここがある意味長丁場だから
もしかしたら誰かに見られるかもしれない
しかしここなかったらただのキス
はじめたからにはもう後戻りは出来ない
結構人前でって嫌いじゃない
「あ...」
ゆっくり唇を離す
「はぁ....」
今回よせばいいのに新バリエーション導入
右手を肩から首に 支え役を左手と交替
左手はゆっくる下に下りて服の上から胸を包むように触れる
後で考えたら もしこれで彼女がその気になってたら
やばかったかもしれない
ただ このバリエーション4は その後メインとなっていく
正面を見ると見知らぬカップルが見てた
内心の動揺を隠し 軽くVサインを出す
多分 きっとこのカップルにはとても大人な二人に見えたことだろう
でも わたしは この時点で童貞
もし してたとしたらそのカップルの方が先輩
「じゃ 教えてくれる?」
「えっ あ うん」
ただ かなり細やかに聞いたつもりだったが
あまり参考にはならなかった
わかったのは つまりは基本に忠実で
触れ加減と力加減ってことか
あとは実際に反応を見て臨機応変に
実際 この話は 後の初体験には役にたたなかった
ただ 田村の熟練さがすごいなと思った
わずか数ヶ月でその進歩 脅威の成長だと思う
まあ わたしも後に高速育成されてしまうわけだし
松山なんかに至っては 田村&やがみを目標に
超高速育成されたわけだが
3人とも人としての常識までは育成されなかったらしい
わたしに関しては 以前も以後もあまり変わってない気がする
そして 彼女を駅まで送る
「やがみくん」
「なに?」
「いつか 続きしてね」
「ああ いいよ」
「楽しみにしてる」
「じゃ 明日よろしく」
また 一人予約が増えた
そうか 仕方なかったんだ
けいこさんに仕込まれて 慣れた頃
来るものは拒まずなわけじゃなく
うん 約束してたんだし 仕方なかった
そうだ きっとそうなんだ うん いいわけです
まあ こういう前夜祭を経て 翌日は無事に終わった
あと一回 もう ここまでくれば 怖いものはない
しかも 次回は のちの彼女 この夏の本命
さらにいえば 一番 騙しやすい相手
『ペテン師の夏・終』に続く
終わるのか本当に
『・追』 なんて無いようまとめなきゃw
このウラログへのコメント
もっと続いてくれていいのにぃ♪
また最初から読もうっかなぁ(^▽^)
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