デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

混浴

2008年03月16日 20:03

これは男のロマンだと言える
旅行自体は参加したことはないが
田村温泉同好会なるもに入っていて
その会議に付き合ったことがあった

会長らしき男が言う

「以上が今回の内容です じゃ詳しくは後日に」

そして会議が終わった

「あ そうそう男は準備とか力仕事分担の話あるんで残ってください」

そして女子4人は帰り男だけが残った

「帰ったな?」

「はい 帰りました」

「じゃ 裏事情行くぞ」

「はい」

事情って何だ? それにみなさっきより気合が入ってるような?

「実は今回の温泉ですが」

みな 身を乗り出す

「こ、こん、混浴があります」

「おおおお」

「今まで 何回か混浴はありました

しかし わたしたちの実力不足もあり 涙を飲んで見送ってきました」

「うんうん」みな うなづいていた

なんなんだろ この盛り上がりは? そう思い田村を見る

田村は ニコニコしてる

こいつの武器のひとつに笑顔がある

本当に楽しそうな笑顔をする この笑顔で彼は女を騙す

「しかっし 今回は違います 今回は 田村くんがいます」

一同が田村を見た

田村くんの参加表明により な なんと3人も部外者が参加します」

「うおぉぉぉ」歓声が上がった

「し しかも その部外者と なんと....」

会長さん なんか感極まったって感じ

なんとなく会長の次の言葉は予測は出来た 

わたしと 田村 そして松山

誰が一番悪か? 人それぞれの解釈によると思うが

この3人を作り上げたキッカケと言えばわたしである

そして 人の弁当のおかずを「あ ちょい味見!」って取る

その程度の感覚で人の女に手をだすわたしが悪か

あるいは 楽しければいいよねと 非道なことも普通に行う田村

こいつが一番か

松山は 外道非常識には違いないが あれは まあ 馬鹿といえばそれまで

どちらが 外道なのか 判断に困るところだ

「こ、 混浴出来る そう 出来るんです われわれの念願が..」

部室内に再び歓声があがった

「ぼ ぼくは 生きてて良かった  ありがとう田村くん」

高校のとき こういうやついたなと思った

会長と目が合ってしまった

彼は何かを期待した目でわたしを見た

何が言いたいかわかってしまう自分が悲しい気がした

「や、やがみくん」

「すまん だめ!」

「まだ 何も言ってないけど」

「参加しませんか?って言いたいんでは?」

「よくわかったね」

「わかるよ」



そして裏会議は終わり このまま田村と飲むことにした

「そうか 行かないのか」

「暇も金もない」

「飲みにいく金はあるのにね」

「別物だ」

「正直 来て欲しかったよ」

「一人じゃきついってか?」

「そう 一晩で3人は厳しいし」

松山でいいじゃん」

「うーん 彼はだめだね」
「なるほど 今回のには向かないか」

「そうだね 今回は盛り上げなきゃならないから」

よくわかってるなと思った

最近は彼の非道さから忘れていたが

本来 田村は人当たりのいい優しかった男だった

今でこそ手当たり次第で欲求を貪ってはいるが

それが彼の本質なんだろう

ただ 才能本質が食われた それだけのこと

いつか こいつとは真面目な話も出来るかのと思ったわたしだった

実は わたしは混浴は嫌いではないが

いい思い出はない

小学生の時に一回 誰もいない広い風呂

そこで1個上の 初恋の相手だが入ったことがある

あのときは 楽しいもんじゃなかった

まあ これは 笑い話にはならないので語られるかは不明
普通の人には多分 重すぎ

そして 少し前 バイト先の慰安会で温泉に行った

みな酔いつぶれた頃 ほろ酔いのけいこさんは言った

「よし みな寝たな 風呂行くぞ」

「いってらっしゃい」

「お前も来るんだよ」

「なぜ?」

彼女はわたしの耳元でつぶやく

ご主人様に従うのがペットだろ」

何する気だ? わたしは思ったが 逆らうと面倒なのであきらめた

ここでけいこさんとは?

わたしの2人目のお相手にて わたしにえっちを仕込んだ人である

そして 浴場へ

男女別な風呂なのだが奥に露天風呂がある

そこは混浴である

「お 誰もいねーぞ おい 来い」

普通は誰もいない 混浴二人きり 嬉しいなのだが

内心舌打ちをし あきらめて混浴に向かった

湯の中で気持ちよさそうに体を浮かべてる けいこさんがいた

『この女 この性格さえなきゃ 本当にいい女なのにな』

彼女の白い肌がピンクに染まり

均整のとれた身体が湯面の波紋で時々歪んで見える

それがまた妙に艶かしくも見えた

彼女が手招き いや この場合 足招きとでもいうか

普通は手でこっち来いと招く 彼女は 湯から足を出し

足の指先で手招きをした いや 足招き?

そして彼女の横に座った

欲情はしないのか?」

「今更 あんたに何を欲情しろと」

「でも 勃ってるだろ」

「言い方が違ってた言い直す 何をしろと?」

「まあ さすがにここでやろうとは言えんな

「当たり前だ」

「最近 お前言うようになったな」

「いつまでも自分が上と思うなってことだ」

「まあ 確かに お前はあたしの最高傑作かもな」

「嬉しくない誉め言葉だな」

「嫌じゃ..な..ないくせに」

「まあ 感謝はしてる」

「ひとつ言うぞ お前のスケベさは あたしのせいじゃ ない」

「なんで今更?」

「すくなくともだ.... この手は  おまえの意思だ ろ」

そう どっちが男?という会話の中

わたしの手は勝手知ったる彼女の身体を引き寄せ

そして的確にツボを押さえていた

あれから2ヶ月が過ぎ ベッドの上において彼女から学ぶものはない

むしろ 主導権はすでにわたしにあった

ただ しばらくこのままでいい そう思ったのは

ペットと言われながらも 居場所がある安堵感なのか

この柔らかで白く艶かしい身体に魅せられたからなのか

判断はつかなかった もっとも ベッドの上での優勢を

簡単に覆す方法を彼女は知っていたからかもしれない

彼女を引き寄せキスをする

彼女の体の反応から 拒めない状況になってることは

十分にわかっていた

湯船の淵に腰掛け彼女を抱きしめる

彼女自重に任せるように下へずれていく

そして顔がちょうどわたしの股間のところまでくると

タオルをずらし 口に含んだ

『今日は 勝った』

最近の二人のえっちっは暗黙のうちの主導権争いがあった

もっとも今に思えばこの主導権争いについて

こう書けば わたしが握った場合 わたし本位な

彼女なら彼女本位なえっちとなるのだろうが

実を言えば 彼女が自分で好きに楽しむか

わたしがいかに彼女を楽しませるかであって

どっちにしても彼女に損は無い

彼女もそれがわかってるから意地でも勝つとかは考えなかったのだろう

彼女は立ち上がり一歩後ろに下がって両手を広げた

わたしは 勝ったなと思い彼女を抱きしめた

「まだまだ 甘いんだよ」

その彼女の言葉にわたしは自分の詰めの甘さを悟った

彼女のみ知るわたしの最大の弱点

この体勢だと無防備 

「ちょっと待て それ反則....」

遅かった... 彼女を抱きしめた体勢から垂直に崩れ落ちた

鼓動が早まり息が荒れる 思考は空白

なぜ たかだかそれだけの行為でここまで乱されるのか

今でもわからないが そうなる

「くっくくく 可愛いなお前」

彼女はわたしの髪を掴む

自分の表情はわからないが彼女の説明では

女が気持ちよさで視線が宙を舞ううつろな顔

まあ どういう顔かその説明でわかった

大学でわたしに踊らされてる彼女たちには見せられない姿だった

彼女は容赦なく わたしの弱点を攻める

「や、やめ.... やめろ... 」

多分 知らない人が見たら レズの戯れに見えたろう

今ではメタボ老化で見るすべもないわたしだが

この頃の写真を見た子が言うには京本

今の彼女が 18の高校写真を見て 1作目のハリポタだそうだ

そんな当時のわたしが彼女 彼女の記憶イメージだが

芸能人に例えるなら 顔は深津絵里 

身体は胸がふくよかになった にしおかすみこ

すごい組み合わせだが こんなイメージになる

彼女の指先の動きに翻弄されてひれ伏す

「やめ..て やめてください」

もう 余裕で女としてるわたしの姿はなかったと思う

多分 わたしや松山 田村にいいようにあしらわれてる女の子たち

そっちに近かったと思う

「帰ったら 楽しませてくれるよな」

「はい けいこさん」

彼女の責めから逃れて 最初のように並んで湯船につかる

最初の余裕はない ただ じっと身体が戻るのを待つしかなかった

「けいこさーん」

その声に 彼女は入り口を見た

やはり今回の旅行に参加していた さとみがいた

「あれ ひとりじゃないんだ? 誰 その子? 」

「まあ こっち来いよ」

さとみ 彼女メガネっ子 まったく見えないわけではないが

少々目は悪い わたしが誰か気づかなかったのも仕方あるまい

さとみが近くにくる間 彼女からまた攻撃があった

彼女はわたしに顔をあげさせた こともあろうに弱点を刺激しながら

もはや脱力状態 そして例のうつろな顔

「なんかすごい艶かしいんだけど だぁれ?」

まさか わたしだと思ってないさとみ

女とでも思ってるのか 無防備で立っている

56のウエストとそれに不似合いなEカップの胸

巨乳不要とうたっているわたしでも 普段ならご馳走と思う身体がそこにある

しかしそれどころではない 

「あれ 見たことあるよ この子」

そういいながら かなり顔を近づけてくる

「や やがみ君!」

普通ならここで男と認識したのだから違うリアクションして欲しかった

いや 通常時なら嬉しいのだが 今はやめてほしかった

彼女は さらに顔を近づけてきた

「けいこさん 状況がわからないんだけど」

「説明しようか?」

「それは後でいいんだけど 今 この子無抵抗状態?」

「ああ 何やっても逆らえないぞ」

キスしてもいい?」

「いいぞ」

本人の意思は? そう思いながらも力が入らないわたしだった

さとみはわたしにキスをした

その最中も彼女はわたしの弱点を攻めていた

快楽の中にいるときのキス こういう感じなのか

こんなキスをしてあげられたら 彼女らも喜ぶかな

そんなことを考えながらもう 逆らう気力もなかった

もし この状態の時 男に襲われたら 多分 わたしは逆らえない

違う道へ向かっていたかもしれない 運がよかったのか?

「やがみくんとけいこさんってそういう関係だったんですね」

「誰にも言うなよ」

そうこの関係は誰も知らなかった あくまで秘密裏に動いていた

「いいですよ そのかわり やがみくんとしてもいいですか?」

秘密にするならいいぞ」

お前ら勝手に契約成立させるなよ

「ついでに いいこと教えてやるよ」

まじか? そればらす気か?

「こいつは ここ こうやると こうなる」

ビクッと反応するわたし

「えー おもしろい わぁ ほんとだ」

泣きたい気分のわたしだった



後日 彼女には約束とおり従順えっちをさせられた

そして さとみは 約束 わたしがした約束じゃないが

約束通り わたしとすることになった

そして 彼女は わたしの弱点を嫌になるほど攻めた

意識が飛びそうになるほどに

そして 理性と良識が吹き飛ぶほどに

エヴァの暴走じゃないが ぶち切れたわたし

そう 自覚はないが どうやら暴走

わたしの反撃があったらしい 

それは後日 別の話で詳しく

このウラログへのコメント

  • kana 2008年03月16日 23:10

    やがみさんの反撃がどんなことだったのか気になるよ~!!
    絶対に書いてね♪

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

やがみ

  • メールを送信する

やがみさんの最近のウラログ

<2008年03月>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31