- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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ペテン師の夏・続
2008年03月26日 14:04
そして 当日 今回は気楽なもんだった
田村は ゆうりにひっつかれている
そして りり 美しいといえる笑みをわたしにくれ
松山を従えビーチへ向かった
今回だけのキャラには惜しい人だが
このあと約束を果たしたとき以外 関わりはなかったので
出番はもうないだろうと思われる
ただ 翌年 見かけた彼女は まさに女王様
前後にいつも4、5人 奴隷兼ボディガードを連れ
常に道の真ん中を歩いていた
そして わたしの相手はうづき
この子は 田村のお手つきでも予定でもなかった
正確には ゆうりの友達でついてきただけだった
「楽しんでる?」
「うん ただ あたし泳げないんだ」
「あらら でもまあ こういうのは雰囲気楽しむもんだしね」
「うん それに やがみくん相手してくれるし」
「うれしいこと言うね」
「そういえば やがみくん ちえこ海に誘ったんだって?」
「えっ ちえこっていたがきさん?」
「そう ちえこに誘われたの」
「じゃあ 君 松山のファンか」
「違うよ 松山君のファンはかなだよ」
「誰?」
「あたしと ちえこ と かな あと みゆきって仲いいんだ」
「ふーん じゃあ 今日は何も出来ないや」
ある意味 ラッキー 今日は気楽にいける
「うーん あたし的には 何してもいいよって感じなんだけどね」
「そりゃまずいでしょ 友情にヒビ入るよ」
「友情ってあたし信じないし あ みゆきは田村くんファンね」
「じゃ 君は?」
「あたし? 誰でもいいや どうせやること同じだし」
「おもろい子や」
「あ よく言われる 」
「いたがきさんって暗いというかおとなしいね」
「あ あの子 昔はあそこまで暗くなかったよ」
「そうなんだ?」
「あたしのせいかもなぁ」
「そうなの?」
「昔ね あ ちえことは高校同じなんだけど
あまりしつこく言い寄る男したからちえこに押し付けたの」
「あらら」
「そしたらその馬鹿男 ちえこ押し倒しちゃって」
「もしかして それでロスト?」
「そうそう 泣きじゃくってた さすがにあたしも堪えた」
「そんな過去があるのか」
「もう トラウマよね」
「まあ よくある話だけどね」
「そう言ってくれたのやがみ君が初めてだ」
「まあ 普通はそう言わないか」
「なんか気が楽になる」
「そんな過去か....どうするかなぁ?」
「何が?」
「付き合ってもらおう思ったんだけどね」
「そんな女はいらない?」
「そうじゃなく わたしでいいのかなってね」
「どうして?」
「わたしじゃ 彼女を壊す」
こういう発言をするときのわたしは別人らしい
「や、やがみくん...」
「なに?」
「今 すごい顔しなかった?」
「どんな?」
「すごい冷たい目」
「気のせいだ ところで聞きたいんだが」
「なぁに?」
「君 さっきから ゴロゴロ転がって何してる?」
さっきから彼女は わたしの周りを転がってた
時々ぶつかったり 抱きついたりもしていた
「うーん 誘惑してるんですけど やがみ君 何もないように話すし」
「誘惑だったのか今の?」
「なんだと思った?」
「落ち着きない子だなと思ってた」
このときわかったのだが 名前だけ出たみゆき
なかむらみゆき おっとりしで何事にも動じない性格
後の田村の彼女であるが なるほど ぴったしだ
そして かな みしまかな
普段は陽気であるが気性は激しく姉さん気質
松山に手を焼きながらも尻に敷いてた
このうつきと言う子 つかみどころがない
今でいう 不思議系とでもいうのだろうか
まあ ちえこの友人ってとこが気にはなったが
まあ 誘惑してくれてたわけだし 一応キスはしとこうかなと
実をいえば わたしのツボにはまってるこではあった
そして今回の海行事に欠かせないものになってる
もう しとかないと終わらないようなお約束
もっとも わたしがそう決めてるだけで
趣味じゃないかと突っ込まれれば否定は出来ない
何考えてるかわからないアホっぽい子でも
キスするときは 素の顔がでる
わたしがキスが好きな理由のひとつだろう
「ちえこってこういうキス いくらでもしてもらえるんだ」
「まあ 彼女が 付き合ってくれたらね」
「いいなあ いいなあ」
「いや 言ってくれればいつでもするけど」
「うーん そっか 頼めればだよねえ」
何か おかしな気分になった
なんかこの子の言い方
明日がないような言い方にも聞こえる
「今日は 楽しかったよ やがみくん」
「わたしもだ」
「ちえこのことよろしくね」
「あいよ....って どういう意味?」
「元気でね」
なんかこれっきりみたいな言い方をして彼女は帰っていった
秋 その意味はわかった
彼女は 家庭の事情とかで大学をやめていた
実家も家族ごと引っ越したと ちえこから聞いた
理由は ちえこも知らないそうだ
まあ なんとか二日目完了
そして 3回目
さすがに面倒にもなってきた
しかも みなみ りり この2人から 松山は童貞じゃないかと
疑惑が持ち上がってると聞いた
まあ 事実なんだが こうなると もはや最終手段しかない
暴露して なんとかいい方向に持っていくしか
田村に みなみ りり そして松山が今回相手をするナナを呼んだ
「まあ そこ2名は感づいたようだけど」
「やっぱり?」とりり
「そうだったんだ」とみなみ
「何が?」とナナ
「ぶっちゃけた話 松山って 童貞なので」
暴露 一番楽な方法でもある
「まじ?」とナナ
ただ 松山の立場もある フォローはしておかないといかん
「で、考えて欲しい もし君らが3人で遊びいく」
「うん」
「素敵な3人と知り合う」
「うん」
「他二人は経験者 自分だけ処女」
「うん」
「それがばれて 処女なんだって目で見られる どう?」
「見下されたみたいで許せないわ」とりり
「珍獣みたいな扱いで嫌だわ」とみゆき
「そこに居られないかも」とナナ
「りりには話したよね 男だって安くはない」
「ええ」
「なにそれ」
「まあ詳しくはあとで話すが 松山ってかっこよくない?」
「かっこいい」
「スタイルもよくない?」
「いい」
「もしあれでえっち上手かったらどう?」
「申し分ないわね」
「でも 今は 童貞」
「あはははは」
「ただね わたしの経験上からの勘だと やつは磨けば光る」
また経験上って言葉が出ました わたしまだ 童貞
「ここで 下手にくじけさせて 将来性をつぶしたくない」
「そうねえ」
「なるほど」
「やがみ君が言うならそうかもね」
「なに やがみ君が言うならって?」
「やがみ君なら信用出来るってことよ」
田村が肩をたたく
「ん?」
「ねえ いつの間に りりを手なずけたん?」
「企業秘密だ」
「君 やっぱ怖いよ」
暗黙のうちに松山は 保護動物に指定された
後日 みなみ ナナから いつかしてねという条件が出た
童貞なのに あい りり みなみ ナナと4人予約が入ってしまった
田村はいう
「やがみってさ 童貞のままでもいけるんじゃないん?」
「物には限界ってもんがあるだろ....そうだ!」
「なに?」
「口説き落としたら まずお前に振る」
「えー」
「田村を満たせないようじゃ わたしとする資格はないって」
「それって素敵な提案だけど 僕の身体持たないよ」
「大丈夫だ」
「なんでよ」
「わたしはキス出来ればいい」
「いや 僕の身体が....」
「君がカラカラになろうと わたしは問題ない 」
「ひどっ」
まあ この提案は 幸運にも実行はされなかった
まあ されてたら もっと色んな子とキス出来たのだろうが
そして3日目 当日
の前に もう1エピソード
『ペテン師の夏・余』に続く
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