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コナカ、600万円支払い 元店長の未払い残業めぐり
2008年01月23日 08:04
2008年01月22日20時44分
紳士服大手のコナカ(横浜市)に対し、未払い残業代約690万円の支払いを求めていた元店長(36)が22日、解決金600万円を受け取ることで合意したと発表した。会社は、仕事上の裁量を十分与えていない店長も一律に「管理監督者」と見なし、残業代を支払ってこなかったという。
元店長は過去2年分の残業代の支払いを求めており、そのうち残業が100時間を超える月が16回あったという。「出退勤の自由などがなく、管理監督者とはいえない」と主張。昨年10月、横浜地裁に労働審判を申し立てていた。合意に伴い申し立ては取り下げる。
元店長は「コンビニなど他業界でも『偽装管理職』で泣き寝入りしている店長は多いと思う。ぜひ立ち上がって欲しい」と話している。
コナカは「店長制度改革前の店長が管理監督者であるとの当社の見解は変わっていない」としている。http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY200801220423.html
※おそらくこの問題は、例えば直営店のコンビニ・ファミレス・ファーストフードの店長や(みなし管理職扱い)、一般企業でも課長職以上(管理職扱い)について悉く該当する可能性があります。まあ労働基準法の言うところの「管理職」を厳密に適用すると、該当する方は日本にはオーナー社長くらいしかいないのでは?とも思われますが、そこは当の本人の「権限の行使」できる範囲次第ということで。
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