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少しでも苦境から脱する気付きを

2008年01月16日 10:17

少しでも苦境から脱する気付きを

最近ヤミ金跋扈し始めていることに関し、ある方とやり取りした記録です。

> 正直この問題、他人事ではありませんで自分自身が過去背負った経験上
> 借りる方が悪い、貸す方が悪い、どちらも言い得る事なので分かるのは
> 分かるんです。

そうなんですよ。色々な立場の人がいらっしゃるので、気をつけて発言しております。
実は私、ボランティアでクレ・サラ被害の団体で幹事をしておりまして最低月2回はその団体名で活動しています。

> つまる所、客観的な状況で言えば例えばサラ金の新規成約率が今既に
> 30%程度になっているとか、ノンバンク系の人員整理が始まったとか、
>パチンコ屋に通う客の減少要因の一つとしての「貸し渋り」による資金調達の難易化とか、それ以前にクレジット業界による「甘い」限度額設定による過剰貸付(私はその部類でした)とか、まあ色々あります。

サラ金中小企業が生き残りにくい状況になってきており、既に営業縮小などが相次いでいます。しかも法定金利の低下と、過払い金返還などによる内部留保の切り崩しなどによる利益の圧迫が影響し、大手ですら生き残りにくくなっています。
そんな中でのヤミ金増殖は、ある程度予想はされていました。

>貸し渋り自体は、消費者保護の観点で貸金法の改定を行ったことにより
> 当然発生することが予想されたこと。そんな環境の変化をどう受け取るか、その先は冷たいようですが「本人の自覚」以外にはないのではないでしょうか?生物界同様、ある程度の「選別」は必要でしょう。前提として、金融に関する教育がなされることが必要になりますが。

そうなんですよね。
被害者の立場で言うと「自覚」と「自立」と「アフターケア」が大切なんですよね。「二度としない」「しないためにはどうするのか」「特に心のケアをどうするか」を、被害者自身が勉強していかないと思いますね。そのお手伝いを今私はしております。

> ※一度日記のコメ返しで書き込みましたが、事情によりメッセに切り替えます。因みに最後の辺り「ぼかし」ていますが、要するに民事再生法を使ったと言うことです。究極の教育とは、そこまで自己制限をかける気があるなら再生できる道筋はあるのだ、と言うことです。

民事再生法=個人再生手続きですよね。給与所得者は、金額によってはこれを使うのが一番良いといわれています。
ご苦労があったこと、お察しします。早く就職先が決まると良いですね。

※末尾に:「個人の自覚」云々と書きましたが、ずるずる借入を重ねるのは過去からの「流れ」に身を任せているだけ、それを断ち切るのは「あるきっかけ」がないと駄目。それが現実だと思います。そのきっかけを少しでも提供できるようにするのがこれからの責務かな、とも思っています。

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