イタリアの田舎町の日曜日

日曜の現場作業は、午前中で終わりました。というより終わりにしました。午後はデータ整理にあて、仕事はほぼ終わりです。

日本では、商店というのは週末が稼ぎ時、という考えがありますが、ヨーロッパでは、週末は多くの店が閉まります。
スーパーの類も同様です。ブランド店でも閉まっていると考えたほうがいいでしょう。大都市では、開いている店も増えてきた気がしますが、日曜はお気をつけください。
この田舎町でも多くのスーパーが休みです。ポンペイの Auchan も休みです。でも、近所に「日曜もあいてるよん」というスーパーがあり、かなり賑わっていました。
開いているといっても午前中だけ、ということもあるので、注意して、といってたのですが、なんとこのスーパー、道路上に横断幕で「日曜開いてます」と書いてあります。
一緒に行った人はそのイタリア語がわからず「そんなこと書いてあるんですか」といってました。

いずれにせよ、ヨーロッパの日曜ショッピングには注意が必要です。


で、昨夜のリストランテの話です。雷雨の中出発。なんとか迷子にならずに到着。
問題の注文ですが、なんと、今回は紙のメニューが出てきました。とはいえ、例えばデザートのドルチェのところは「自家製ドルチェ」としかありません。
メニューがあっても内容はイタリア語で説明してもらわないといけないので、同じ事でした。

でも、うちの上司は宿舎を出る前に、ここで毎年半年くらい生活している人に、そのレストランのメニューを教えてもらっています。
その段階でいきなり、前菜、第1の皿（プリモピアット）、メイン（セコンドピアット）まで決めています。
地図も書いてもらって（うちの上司は意外と小心者の時があります）、出発です。

レストランでは、前菜にその教わったものを注文したようです。どうなるかドキドキでしたが、大体近いものが出てきました。
プリモピアットも無事、このあたりの名物とおぼしきパスタ（超太いきしめんのマカロニ）が無事出てきました。
メインは8人で行ったので4人がステーキ、4人がシーフード（何を注文したかわからなかったですが、出てきたのは、すずき、海老、イカでした）です。
ステーキは骨付きで、ボリュームたっぷり。美味しかったですが、スジは固く、食べるとアゴが疲れましたので、食べたのは最初の1回だけで、その後はスジは残しました。

で、デザートです。今までこのリストランテでドルチェを食べたことなかったのですが、今回初めて食べます。
土曜の夜のせいか、いろんなのがあります。プリンとケーキが数種類でした。全部は食べられませんでしたが、ケーキは小さく切ってくれたので、みんなでいろんなのを少しずつ食べました。

最後カプチーノでも、と思ったらカプチーノはないとのこと。エスプレッソをいただいて帰ってきました。
行きも帰りも雨の夜でしたが、迷子にならずに無事帰ってきました。イタリアの街中は一方通行が多く、しかも狭い道でも車1台通れるくらいのスペースを残して駐車しているので、大きな車では走りにくいです。
今回は私が運転するわけではないのでいいですが、かなり気を使います。


さて、時は流れて、日曜夕方です。街のお店はほとんど閉まってますが、ジェラート屋は開いているということで、アイスを食べに行きました。
３つ選んで乗せてもらって2ユーロです。私は、メロン、バナナ、コーヒーで、そこそこいけました。メロンが夕張メロンみたいな色をしていました。
行こうと言い出した女性は、４つ頼んだのですが、そのうち1つが外れだったらしく「粘土の味がする」といってました。
宿舎に帰ってきても「うわー、まだ粘土の味がする」といってます。

なお、確かに他のお店はほとんど休みでした。わずかに開いてるジェラート屋の前は駐車の嵐でしたが、他の「商店街」はウソのように空いていました。

いよいよ、明日（日本時間で今日）は、唯一の休日です。どんなことになりますか、乞うご期待☆

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トリビア：カップヌードルが出て、まだカップ焼きそばが出ない頃、カップライスというのがありました。
ドライカレーとかピラフとかそんなので、焼きそばのようにお湯を捨てたような気がしますが、自信はありません。
今は、レンジが普及し、レトルトやパックのご飯ものも売ってますので、必要なくなったのでしょう。

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そんなわけで、今日の画像は、田舎町のジェラート屋で頼んだジェラート。完全にピントは背景に合っていますが、片手にジェラートを持ってデジカメを操作するのではこれが精一杯。
オレンジのがメロン、白いのがバナナでかすかに左横に見える茶色いのがコーヒーです。すでに溶け始めており（親指にバナナがたれてます）、慌てて写真にとりました♪