- 名前
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- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
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ナポリ発ロンドン経由成田行
2007年10月12日 00:10
昨日のログの続きです。
そういうわけで、ナポリで無事 BMI のフライトに乗れました。連絡バスは半円を描いただけで停まりました。これならゲートから歩いたほうが早かったような気がします。
乗客は乗り込みましたが、出発しません。内心「あ、私が預けた機材がまだ積まれてないのかな?」と思いました。でもそれよりはもっと長い時間待機していたような気がします。
そうはいってもそのうち出発しました。BMI という航空会社は知らなかったのですが、どうやら、機内サービスを抑えることで航空運賃を安くする類の会社のようです。
昼飯を食べてない我々は、機内での食べ物を期待していました。そして、最初にドリンクのワゴンが来ました。私が「コーヒー」といったら、ついでくれた後に「3ユーロ」と言われました。
はまりました。したがって、私の昼飯は3ユーロという超お高い(高度も高いですが)コーヒー一杯となりました。
もっとも、大昔、内田百間というお酒好きのおじさんは、汽車が大好きで、汽車の中でお酒を飲むのはもっと大好きで「汽車の中のお酒はすごく速い。こんな速いお酒は他にない」といったそうですが、飛行機の中のコーヒーも「すごく速いコーヒー」であることには違いありません。そう思えば少しは腹が立たないかも…でもやっぱり腹立つなぁ。
ただ、私のおかげで、同僚たちは「お、金を払うのではいらない」とわかったので、ま、人柱としての意味はありました。
ヒースロー空港は1年位前に霧で出発便がキャンセルになってえらい目にあった空港です。でも、今回は夜なので問題なく降りました。
でも定刻より30分遅れています。なので、乗り継ぎ時間は1時間です。国際線だから30分前に搭乗開始でしょうから、実質30分です。ターミナルが違うからすばやく移動すれば何か買えるかな?と思いました。
ちなみに、みんなの席は前方で、しかもボーディングブリッジが着いたではありませんか。
でも、ブリッジは見掛け倒しで、そこから降りてバスに乗ります。第1ターミナルに入ると接続便なのにセキュリティチェックがあります。
ここで大渋滞。ナポリで一緒に変更窓口に行ってたニューヨークに帰る人たちとこの渋滞で再会です。「私たちは西、あなたたちは東ネ」てなことをいわれました。
まだアメリカ行きは時間に余裕があるようですが、こちらはシビアで、しかも我々の便は全日空なので第3ターミナルへシャトルバスで移動です。移動すると、今度は既に搭乗中のサイン。しかもゲートまでは20分かかるとか脅されています。
第3ターミナルはきれいで、ハロッズも含めいろいろなお店がありますが、時間がない、ということで全部素通りです。寄ったのはトイレだけです。実際は10分程度でした。
なお、悪いことばかりではなく、うちらのチームで、スターアライアンスのマイルが多いと思われる私を含む3名は見事ビジネスクラスをゲットです。
最初は「バカに列番が若いけど、もしやビジネス?」と思ったのですが、ぬか喜びだと悲しいな、と自重しておりました。でも 747 で 19列ならまずビジネスでしょうし、実際搭乗口から入ったら、いつもは奥にずんずん進むはずなのが、いきなり20番とか見えて「え?もしかしてゲートより前方?」ということで笑いました。
そんなわけで、ここまでの文章は(昨日のも含めて)そのビジネスの座席でタイプしています。エコノミーとは違って極楽です^_^;
実は、今までビジネスに乗ったことは何度かありますが、一番長い時間で、北京直行便がまだ韓国の上を飛べなかった時の成田−北京の4時間です。それが今回は12時間弱の旅。しかも ANA のビジネスは180度まではいきませんが、かなり(ほとんど水平まで)ひっくり返ります。4時間くらいはぐっすり寝たでしょうか。
本来ヨーロッパからの便は一眠りすると朝日本に着くパターンで時差が直りやすいのですが、今回は日本時間の朝寝て、昼に起き、しかも成田に着くのは午後という時差が直りにくいバターンです。しかもしっかり眠ってしまいました。これも「ベッド」と書くくらいひっくり返るシートのお陰です。ありがたいと思うことにしましょう。
ついでに言うと、機内の映画やオーディオも ondemand でして、自分でスイッチを入れれば頭からやります。でも早送りの方法がわかりませんでした(あるのかどうかも知りません)。ある人から聞いた話では「映画を見てたら終わる前に着いちゃって続きが気になった」とか言ってます。その点エコノミーは垂れ流し放送なので必ず結末がわかります♪
窓も一人で2.5個分占拠する贅沢さ。こんな贅沢をしてしまっては、次にエコノミーに乗れなくなってしまうのではないかと心配です。
ビジネス窓側でしたが、通常の配置なら、隣の人をどかさなくても通路に出られます。ベッドタイプにしてると難しいですが、入るにはジャンプ一番ですみます。大体普通に座っていると、前の席の背もたれに手が届きません。
そんなわけで、窓側だったので、最後は外を眺めていました。日本海を越えたあたりから、雲海で、雲海の下にさらに雲海がありました。千葉は地元ですが、上が北の地図を見慣れているせいか、眼下に見えるのが何か把握するのに時間がかかりました。
成田に着いて、荷物が無事出てくるか不安で仕方なかったですが、プライオリティタグがついて無事全部出てきました。ちょっと感動しましたとさ。めでたしめでたし。
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トリビア:今では Windows NT なんて死語かもしれませんが、NTが出たときは、New Technology の略ではなく、みんな、Microsoft を略して MS とすると、そのアルファベットで1文字後の言葉が NT なので、それにごろ合わせをしたものだ、といったものです。
今となっては「過去」になってしまった「2001年宇宙の旅」(原題は Space Odessey)に HAL という人工知能が登場しますが、これも1文字ずらすと IBM になる、ということで有名でした。
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今日の画像は、ビジネスクラスの機内での「お食事」です。エコノミーとは雲泥の差です。
こんなところにも二極化の波が押し寄せているのでしょうか?
それにしても、これだけ豪勢なのにスプーンとフォークはプラスチックなのが涙を誘います^_^;
このデジログへのコメント
2001年~好きなえーがの一つです。HALがIBMってのは有名な話ですね☆ビジネスクラス羨ましすぎ!
BBさん、コメありがとう。
2001年~は私には訳わからんえーがです。
運を使い切ってないといいな♪
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