毎日会っているのにどう思っているの

彼と一緒にいると楽しい　彼の笑顔も可愛い　彼はどうだろう　私の事どう思っているかな　
彼との距離を縮めたいな　俺は最近彼女を目で追ってしまう　彼女も俺を見ているのだろうか　

毎日会っているのに告白できない　彼女はどうだろう　俺の事どう思っているかな　
彼女が俺を見ている時がある　その時俺は無意識に目を逸らしている　ドキドキしてしまう　

好きだと言いたいが　友達としか思われていなかったら　毎日話せなくなるかもしれない　
そう思い始めると胸が痛くなる　でもそれは違うかもしれない　そう自分に言い聞かせた

彼女の方を見てしまう　彼女はいつも笑顔でいる　その笑顔が眩しいその笑顔を
俺に向けて欲しいと思ってしまう　彼女はどうだろう　俺の事どう思っているのだろう

「んー！終わったぁ！！」今日の仕事が終わった　後は帰るだけだ　もう空は真っ暗なので
早く帰ろうと準備していたその時　呼ばれた気がして振り返ったが誰も居ない　

空耳かなと思い少し気味が悪いと思いながらも早く出ようとドアに手をかけた瞬間
後ろから腕が伸びてきて俺の口を塞いだ　そして　耳元で囁かれた

「やっと捕まえた♡」もう逃げられない　私の耳には蛇の舌の這うような音が聞こえて　
心臓の音が大きくなった

「終わるの待っているのに　いつも帰るのが早い～　コーヒー一緒に飲みに行こうよ♡」
なぜか立ちすくんで動けなくなる　暗示に掛けられたように彼女についていく・・・

話しているが耳に入らない　俺は突然「好きです　恋人になってください」
「え？嬉しい　お願いします・・・ずっと待ってたよ♡」

あと一歩踏み出せない俺を誰かが操った様な気がした　
不思議なプレッシヤーが　俺を幸せへ導いているかもしれない

あなたに　素敵な　時間が　訪れます様にsayamanotakuya