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クリスマスのイルミネーションの前で手を繋いでくれた彼

2024年12月26日 00:10

クリスマスのイルミネーションの前で手を繋いでくれた彼

キスはまだ でも 一緒にいるとドキドキして 胸の奥が熱くなるの 大好きなのに 
大好きって言えなくて

次の日 後ろから呼ばれて振り向いたら そこには彼女がいた
え? なんでここにいるの?「どうしたの? なんか用事?」「約束忘れたの?♡」

なんで忘れてたんだろ?「嘘 約束してない♡」でも今は放課後だし もう帰る時間でしょ
「あの・・・誰かと約束ある? その・・・一緒に帰らない?♡」「え?  あ うん!いいよ! 」

「やった~! じゃあ早く帰ろ!♡」「うん!」「あ でもちょっと待っててね!♡」「え?」
「すぐ戻るから!♡ 」彼女は走って教室を出ていった 俺は彼女の後ろ姿を見ながら思った 

やっぱり俺 彼女のこと大好きなんだなって だってこんなにドキドキしてる 
そして数分後に彼女は戻ってきたその手には紙袋を持ってて「はいこれあげる!♡ 」

「え?これって?」「開けてみて!」俺が包みを開けると中にはマフラーが入っていた
「わぁ~!ありがとう! 」「喜んでくれてよかったぁ~♡」そして彼女は言ったの

「実はそれね・・・私の手作りなんだぁ~♡ 」「えぇっ!?そうなの!?すごいじゃん! 」
俺は驚いたけど嬉しかったんだ だって好きな人からの手作りプレゼントだよ?

嬉しくないわけがないよね?「昨日には間に合わなかったの♡」「え?あの後完成させたの?」
「うん♡」「まさか徹夜?」「うん 眠れなくて♡」彼女を柱の陰に誘導した

「今 手元には何も無いから 君に渡せるのは 大好きという気持ちだけだから」
彼の顔が近づいてくる 下を向いた私に「顔を上げてくれない? いやかな?」

「・・・」下を向いたままの私に 低い姿勢で唇が触れる 動かない私の背中を支え引き揚げる 
反り返り上を向き驚き目を見開いた私に再度キスをしてくれた 微かに触れている唇に 

キスを返した その瞬間 ゴクリ唾液を飲み込んでしまった
どう思うだろうか 急に恥ずかしくなって 離れてしまった 「嫌だった?」

彼が心配そうに見つめている「嬉しかった♡」チュッ「良かった」   
大好き♡」チュッチュッと何度もキスをする チュパァと大きな音を立ててしまうがお構いなしだ 

お互いに息が切れて唇が離れると糸を引いた唾液がプツンと切れた 「ごめん」
「謝らないで?私もしたかったから♡」もう一度キスをする 今度は軽く触れるだけの優しいキス

「もっとしたい♡」私は彼の首に腕を回した 彼は私の背中に手を回し抱きしめ返してくれる 
そしてまたキスをした 今度はさっきより長いキスだった

あなたに 素敵な 時間が 訪れます様にsayamanotakuya

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