- 名前
- 狭山の卓也
- 性別
- ♂
- 年齢
- 65歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 自由コメント:いい人(よくいわれる、ダメですね。) 恋愛に大切な事:思い 出会う前に...
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大きくて温かな手
2024年12月24日 00:24
電車がホームに来ている 手を引き誘導してくれる彼 私は彼に守られている
発車のベルが鳴り ドアが閉じた アナウンスが響く 彼は私に「早く」と促し 電車に押し込む
彼が私を「早く」と言うなんて・・・今までなかったことだ ドアが閉まる間際
彼の肩越しに見えた景色は 夕日で一面の赤だった あれ?どうしてだろう
彼は私の手を離さないまま電車に揺られる その間もずっと無言で窓の外を見ている
「手を握ったままでいい?」「いいよ♡」少し走ったせいかドキドキしてる
夕日で顔も赤くなっている 彼は振り向き私に「好きだよ」と言ってキスをした
彼の手の温もりと 唇が触れる感触が心地よくてそのまま目を閉じた
・・・・・あれ? さっきのは夢だったのかな? でも唇に彼の感触が残ってる気がする
やっぱり夢なのか?「おはよう!」彼がニコニコしながらリビングから部屋に入ってきた
私も笑顔で挨拶を返す でも何か違和感を感じる・・・なんだろう? あ!わかった!彼の笑顔だ
いつも私の前では仏頂面だったのに今日はずっとニコニコしてる
「何かいいことあった?」と聞くと彼は「うん!」とだけ答えた でもその笑顔は私ではなく
別の誰かに向けられてる気がした・・・ あれ?またこの夢だ・・・でも今日はいつもと違って
彼が私の手を握ってる しかも恋人繋ぎだ!嬉しい♡ 彼は私を引き寄せて抱きしめてくれた
そして耳元で囁くように「好きだよ」と言った 私も彼に同じ気持ちだと伝えるために
彼の背中に腕を回した すると 彼は私の頭を優しく撫でてくれて そのままキスしてくれた
私は 私はすごく幸せだ!「好きだよ」と彼から何度も囁かれる言葉を聞きながら
私はゆっくりと目を覚ました・・・ あれ?またこの夢か・・・ 最近よく見るな~と思いながらも
ベッドから起き上がる でも今日はいつもと違うことがあった それは私が彼のことを
好きだということだ!今まではただの友達としか思ってなかったけど今は違う!私は彼のことが
大好きなんだ!!そう思うとなんだか嬉しくなって顔がニヤけてきた 早く彼に会いたいなぁ♡
そう思いながら支度を始めた 学校に着くと彼がいた いつも通りの仏頂面だった
笑顔で「おっはよう~♡」「あれ?今日は笑顔が眩しい どうしたの 嬉しい!」
満面の笑顔の彼が私の前にいる 仏頂面だったのは私のせい? 私は今まで笑顔では
無かったのかもしれない・・・もうあの夢は見ていない
現実に「好きだよ」と彼から言われたから・・・ウフ
あなたに 素敵な 時間が 訪れます様にsayamanotakuya
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