独占欲強いの

みんな私のもの♡　「ふ～ん？　俺も独占欲つよいんだ」「ふぅん？　へぇ～え？　そうなんだ～え？　
ふ～ん　へええええ～・・・？♡」 ・・・はっ！（正気に戻る）

あ　危ない危ない　なんかすごいところに連れていかれるところだった　こうはしていられない　
急いで脱出しなくちゃ！♡（ダッシュでドアを開ける）

あいたっ！ なんで開かないの！？♡（しばらくしてドアの向こうで
「あ、ごめん　鍵かけてたの忘れてた」という　「何で私を閉じ込めるの？♡」と聞くと）

「君を他の女の子から遠ざけるためだよ？ 君　可愛いからすぐ誰かに連れてかれちゃうじゃんか
あ　もちろん俺はそんなつもりないけどさ？　でもそうなっても仕方ないくらい君は魅力的なんだよね～・・・」（ドアがガチャッと開く　遠隔操作のようだ）

あ　やっと開いた！♡　「ごめんごめん　冗談だってば！ほら　一緒に帰ろ！」
「よし　これでもう安心！ね？♡」（にっこり笑う）

「さあ　行こっか！」（歩きながら）
・・・「それにしてもさ　本当に今日はどうしたの？　いつもの君らしくないよ？何かあったの？」

「え！？♡」（驚いて）
「好きな子ができたってほんと！？ いやいやいやいや！絶対ウソでしょそれ！
あ　わかった！また何か変なこと考えてるんでしょ！」（少し沈黙が流れる）

・・・「ねえ 本当に好きな子できたの？」・・・
「そっかぁ～・・・そうなんだ～」・・・（しばらく間を置いてから）

「ねえ　その子ってさ　どんな子か教えて」「なに言ってるの　
私たちは同一人物　二重人格でしょ　それも男女別♡」

「身体は男なのに私どうしたらいいの♡」「困ってるのは俺のほうさ　君は女の子が好きだろ」
「まあね♡」「ほら やっぱり」「でもさ 私は君のことも好きだよ？♡」「それは俺も同じ」

「だって君は私の一部だもん♡」
「・・・あのさ その好きな子って誰？」・・・「知りたいのか～い？♡」（少し間を置いてから）

「・・・じゃ教えてあげる♡」・・・「実はね・・・えへへへへへっ♡」
・・・「なあに？その顔」・・・ うふふっ♡♡♡♡

あなたに　素敵な　時間が　訪れます様にsayamanotakuya