隠れてる寂しい女子はいねか～

探せ～　探し出せ～　サンタの手伝い妖精達は　街をさ迷っています
見付けると幸せになれる　かもしれませんよ？　サンタの手伝い妖精達は　あなたの身近にいます　

探し当ててくださいね？
「は～　クリスマス一色って感じだな～」

街は　きらびやかな電飾に彩られ　店先のショーウィンドウには　大小様々なクリスマスツリーが
飾られている　そしてあちこちには　赤や緑を基調とした装飾がなされていた
　
だが実際問題として今街の片隅に　忙しいと言い訳して　寂しい女子が隠れている　
出ておいで～　寂しい女子はいねか～

「も～　最近の女子は　サンタに手紙を書かないから　サンタはSNS使ってないよ　
俺たち妖精が　探して聞き出さなきゃプレゼントを配れない」

「クリスマスイブで今が夜だからか　かなりの人数の女子が隠れているな」
「見つけた　もう時間ないよ　なにが欲しい？」「彼氏が欲しい♡」

「もっと早く言ってくれなきゃ　男子は時間がかかる」「あなたがなってよ♡」
「え？俺が彼氏になるの？」

「ちょっと違うな～　彼氏じゃなくて夫になるのかな？ 私子供欲しいから♡」
「え～っと俺はサンタの手伝い妖精だぞ」「細かい事は気にしない♡」

「俺はサンタの手伝い妖精　欲しい物を聞いてプレゼント渡すのが仕事　夫になるなんて範囲外だよ」
「細かい事を気にするなってさっきも言ったでしょ？♡」サンタの手伝い妖達は　クリスマスイブの夜　

どうやら彼氏が欲しい　いえ夫が欲しいと言う女子に捕まったようです　男子を用意する時間はない　
もう時間がない・・・

あなたに　素敵な　時間が　訪れます様にsayamanotakuya