待たせてごめん

役者になって一旗揚げると思っていても　現実は甘くないね　
夢は夢で終わっちゃう　でもいつかきっと　この道でよかったと思える日がくると信じてる　

だから今は頑張るしかない
「おつかれさま」そう声をかけてくれた「あ　うん　ありがとう♡」

・・・あれ？ なんで　私・・・こんな・・・
あ　そっか　私・・・泣いてるんだ

「どうしたの？大丈夫？」
「うん　大丈夫♡」

・・・「違うの　これは・・・嬉し涙・・・彼にやっとスポットライトがあたった　
みんなに名前を憶えてもらえるチャンスが来た♡」「まだまだ頑張るぞ」

「変な所で写真撮られないでね♡」「俺の事良く知ってるだろ」
「優しいからハニートラップに引っかかりそう♡」

「いつも警戒してるじゃないか　可愛い子が近づかない様に」「え？　気が付いてたの？♡」
「親衛隊長続けてよ　公に追っかけられるだろ」

「特殊な情報網でスケジュールを掌握してファンの頼りになれる」「いいの？♡」
「俺には誰かのお陰で君しかいない」「いじわる♡」「伝説になる日を待っててね」

「私　ずっとそばで見てるから♡」
私の夢は　彼を支える事なの　支えるって・・・わかるよね　表にでられない

・・・あぁもう
・・・私ってバカみたい　自分で勝手に好きになって勝手に傷ついて　でもそれはきっと

無駄な事じゃないんだって思ってもいいよね　いつか彼の横に立てるくらいになってやる！　
そしたら今よりもっと楽しくなるよね？

あなたに　素敵な　時間が　訪れます様にsayamanotakuya