- 名前
- ヴォーゲル
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- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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タチアオイが咲いた
2007年06月15日 07:18
タチアオイ
英名; hollyhock
オランダ名; gewone stokroos
ラテン名; Althaea rosea
この何週間かバタバタとしていた庭と家周りの敷石の整理も何とか片が付き、猫の額ほどの芝生になんとか根がついて一回目の芝刈りも済み、ようやく格好だけはついたようだ。
何百キロもの砂と庭土も今はこんもりとなっているものの何ヶ月か経つと徐々に固まって目減りがするようになると言われているので今のところは少々こんもりと見えるものの2,3年のうちに10cmは下がるというのを眉唾物だと思いながらもまあそれもその筋の人間がいうのだから様子を見てみようと思う。
それで、まだ土が地のままで黒く植物も雑草さえもないところに注意していたら今まで放っておいたところに毎年見られるタチアオイが育っているのに気が付いた。 これはもう大分前に義弟のところにあったタチアオイの種をどこかに植えたらニョキニョキ育ったものなのだがこれは花が咲き種がはじけて冬になると立ち枯れして抜いてしまうのだけれど翌年もそのあたりから生えてきて花を咲かせるものだが、この何年もタチアオイは何も世話をしていなく、することといえば冬に惨めに立ち枯れになった茎を引き抜くぐらいだ。
同じところに咲くというのでもなく、また、大量に咲くというわけでなくあそこに一本、こちらに一本、というくらいで、今咲いているのはこの間取り除いた煉瓦タイルの間からひょろひょろと伸びていたものを抜かずに残しておいたものだ。 裏庭に続く入り口の古いタイルを取り除いて家の壁沿いに少しだけ土を入れたので結局、50cmほどの幅で壁際に土を残したところに伸びたことになる。 色もこれは赤いけれど今までのものには白いものもパステル調に薄く混ざったものもあったようだ。 以前には、今は今年一回目の開花がほぼ終わった前庭のバラのあいだから伸びたものがあったが今年はどういうわけかそこには何も見られない。
人間の背丈をはるかに凌いだ高さにまだいくつも芽があるのでこれから何週間か徐々に開花が上に続いていくにちがいないがこれは近年にない美しいものだ。 ハイビスカスや芙蓉の仲間だそうだがそれらの花にまつわる話は知っているもののハイビスカスも芙蓉もはっきりとはどんな花なのかは思い出せない。
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