これで好景気？

大阪−白馬のスキーツアーのバスが事故を起こし、16歳のバイト添乗員が死亡、運転していたのはその兄貴という事件がありました。
しかもその兄貴は21歳。大型2種をとれるギリギリの年齢です；18歳で普通免許をとり、それから3年して大型がとれますから。しかもそのうち中型免許ができるので、今大型免許は駆け込み取得しようと人気だそうです。

それはおいといて、なんか、この運ちゃんが疲労からの居眠り運転で事故を起こしたようです。若いとはいえ、3日も連続して大阪−白馬往復ではやはり疲れるのでしょう。しかも弱小ツアー会社のため、社長の息子（でも姓が違うのはなぜ？）達を使って安く上げていたようです。
きっと、競争に勝ち抜くには、こうしたところにしわ寄せがいくのでしょう。安くあげるには、こうした裏があるわけですね。

そういえば、それこそバブルの頃でもやっぱりこうした話はあり、バス会社に「これこれを10万でやって」と依頼があった場合、断るともう2度と仕事がもらえないので、ほとんど儲けなしでもやらざるを得なかった、といいます。
もちろん、こうした注文を出すのは大企業。そういうわけで、お金はないところからあるところにいくわけです。
バブルで浮かれていた頃、たしかに大企業の賃金はそれなりに上がってました。でも公務員はそんなに上がってませんでした。働いていない学生にとっては、物価だけがあがっていました。ただし、就職は楽だったようです（私はその頃ずっと学生でした）。
でも裏では、地上げが横行し、一般人ではとても家が買えないようになりました。当時は土地神話があり、土地は絶対値下がりしない、と信じられていました。
だから、その時期無理して一戸建てを買った人は、賃金が今のペースで増えていくという前提でローンを組んでしまい、バブルがはじけた後、多額の借金を背負うようになりました。
一方、バブルで損した大口投資家には「損失補填」されましたが、その他の一般投資家（ほとんどは大損害を受けました）は、丸損です。その最たる被害者がローンを組んだ人でした。

結局いつの時代も、弱いところが損をするようになっています。なんでもかんでも民営化してますが、民営化すれば、儲からないところは切り捨てです。リストラで人を減らせば一人当たりの仕事が増えます。すると仕事に余裕がなくなり、最低限のことしかできなくなります。
その結果、地方ではきっとサービスが悪化するでしょう。

好景気と騒いでいますが、結局大企業の懐にお金が流れているだけでしょう。バブル時代と違うのは、そのお金を大企業が手放さないことでしょうか。

もうかっている企業からはがっぽり税金でもとればいいのに、政府は放置するのが民営化と思っているようです。

安全にかかわるところは（ガスにしても運輸にしても）民営化しつつも、最低限のレベルは維持してもらいたいものです。


月曜の仕事で面白いことがありました。
会社で、ちょっとした資料整理があり、その手伝いをしたのですが、あらかじめ本部が用意したリストと現実にある資料の数が合いませんでした。
今まで用意したリストが間違っていたことはなかったので、みんなして変だ変だ、と言ってたのですが、結局リストが間違っているという結論になりました。
世の中「絶対」ということはないんだなぁ、と実感しました。


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トリビア：電車、という言葉があります。田舎の電化されていないところの鉄道でも電車と呼ばれることもあります。逆に田舎の人は、電化されていても未だに「汽車でいくべ」みたいな言い方をします。
電車でも汽車でも（気動車でも）ＯＫな言い方に列車というのがあります。
列車、というと長いイメージがありますが、1両しかなくても鉄道の用語としては列車です。極端な話、機関車1台でも本線上を走る場合は「単行機関車列車」なんて呼びます。
あなたは「電車」派？それとも「汽車」派？

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今日の画像はまたまたソフトドリンク。新発売、とかあるとつい飛びついてしまいます。カルピスがウェルチのブランドで出しているグレープフルーツジュースです。
果汁は30%だそうで、グレープフルーツそのままだとかなり酸っぱいですが、うすめて砂糖を混ぜてあるようで、飲みやすいです。
確かに白と赤のグレープフルーツが混ざったような感じがします。このくらいの甘さならいい線だと思います（私はもう少し糖分が少なくてもＯＫ）。