- 名前
- みんきー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
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便利になるとバカになる?
2007年02月13日 05:21
実は、3連休を見込んでえーがを3本レンタルしてたのですが(めったに借りてこないのに!)、おとといのログに書いた事情で土曜が潰れ、その関係で日曜の夜中にガツンとみてしまいました。
そのせいか、月曜の夜は10時ごろ布団にもぐりこんだら爆睡。6時間以上寝て早朝に目が覚めたみんきーがログを書きにきました☆
で、本論です。
ガス湯沸かし器の事故で、世の中騒いでいます。亡くなった方には本当にお気の毒です。
でも昔の方がガスの事故は多かったような気がしますし、それで製造者を訴えた、ということもなかったように思います。
北見の事件に出てきたように、昔のガスはとても危険で、一酸化炭素中毒で死ぬとか、そうでなくても、うっかり火をつけてガス爆発とかよく聞きました。
私が子供の頃、近所の魚屋のおやじさんが酔っ払って風呂にはいり、追い炊きか何かしりませんが、ガスの不注意でなくなった、ということがありました。
ガスが危ないと思えば、そのつもりで扱いますが、今はガスが安全になったがために、逆に不注意になっているようです。
昔と比べて格段に便利になったのは「待ち合わせ」です。今なら携帯で連絡をとれば初めての場所や相手でも簡単につかまります。
携帯が普及する前はそうはいきませんでした。駅の改札が複数あるのに気づかずウロウロ、とか普通でした。
「あいつこねーぞ」「家に電話してみろ」で電話して、本人が出た場合は「バカヤロー」ですみますが、電話が通じなかった場合「どうもでたらしいけど、どこにいるんだろう??」ってことになります。
そういう経験を何度かすると、待ち合わせをする時に、なるべく場所が特定できるような方法を、遅れた場合の連絡先はここ、と考えるようになります。
苦労も多かった代わりに、各自がそれぞれ工夫をしていたものです。
でも今は携帯があるから「何時にどこで」ですみます。遅れそうになっても携帯で「ごめん、遅れる。着いたら連絡する/追っかけるから先いってて」でもOKです。
場所も大雑把に決めとけば、細かいことは現地で、でもすみます。
そのかわり、場所や時間の指定がいい加減になる傾向があるのではないでしょうか。
車もそうです。オートマを運転するようになると、マニュアル操作は忘れてしまいます^_^; 私の上司なんか「マニュアルは前時代の遺物だ」とまで豪語しますが、マンガの頭文字Dを見るまでもなく、自由自在に車を操るにはマニュアルの方がいいのは明らかです。
マニュアルの方が操作が大変で、下手な人には負荷が大きく、運転しつつ安全確認するのが大変だから、オートマの方が安全だ、という人もいます。
でも、ドイツのアウトバーンで制限速度無制限を、100キロだか何キロだかに落としたら返って事故がふえたそうです。
というのも、かっ飛ばしていると当然危ないですからかなり周囲に気をつけます。でも安全速度だと運転に余裕があり、よそ見をしたり、カーステなど余計な操作をしたりするようになります。その結果安全への意識が低下するようです。
そんなわけで、人間ってのはなまけものなので、危ないものの方が返って安全という逆説的なこともおこります。
徒然草にあった、高名の木のぼり、も同じような発想です。
一事が万事この調子だから、便利になると人間は怠けて頭をつかわなくなり、どんどんバカになるような気がするなぁ、というのがこのごろの感想です。
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トリビア:鉄道に「おいらん車」というのがあるのをご存知ですか?新しく開通したり、駅を作ったりする時に車両と駅のホーム、トンネルの壁や鉄橋の柱との間隔が適当かどうか計測する車両です(列車は車と違って「あ、あぶねぇ」と思ってもハンドル切れませんから)。車両から角みたいなのが沢山はえているのが、花魁飾りみたいということでおいらん車といわれているそうです。
正式には「限界測定車」という身も蓋もない名前です。でも「おいらん車」というからどんなに大きな出っ張りがあるのだろう??と期待するとがっかりしますだって、車両とホームの隙間なんて数センチのオーダーです。だから、角みたいなのがあるとはいえ、遠くからみえるわけじゃありません。近くでみて「おお、たしかにでっぱってる!」のが分かる程度です。過剰広告かもしれません^_^;
これもそのうち「おいらんなんて差別用語だ」となって、限界測定車に戻るのでしょうか?
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今日の画像は、アジアンにします。カンボジアで「あ、珍しい、普通のタクシーだ」と思ったらさにあらず、教習車でした。なぜわかったかというと、この「自動車学校」の前に止まったからです。
北京餃子という飯屋の隣です。Drivingschool と書いてなければ絶対わかりませんでした。標識はヨーロッパのそれと似ていますが、カンボジアではこうした標識はほとんどみませんでした(slow down とか、この先カーブor分岐とか、そんなのがあるくらい)。
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