スーパーボウル

5日は会社に行かずに（って代休だよ！）アメリカンフットボールの一大イベントスーパーボウルを見てました。
冬のフロリダで雨と風ですか。フィールドは滑りやすく、ボールも雨に濡れてパスが捕るのも投げるのも大変そうでした。

いきなりのキックオフリターンタッチダウンにはびっくり。
その後、第1クオーターだけでいろんなことがありました。2プレイ連続ファンブル、キックのトライフォーポイント失敗（ホルダーがスナップを捕り損なう）など、普通では考えられないプレイがたくさんありました。
コルツのタッチダウンは「なんでこんなレシーバーがフリーなの？」っていうディフェンスのベアーズには珍しいミスからでした。
一方、コルツのQBマニングのパスもイマイチ安定せず(雨のせい？）、攻めている割には得点が入りません。TDがとれずに FG ばかり。
第2クオーター残り2分から、またまた２プレイ連続ファンブルでコルツはチャンスを潰したはずが、思わぬチャンスが転がり込みました。しかし、ヴィナティエリが20ヤード内側からの FG 失敗（信じられな～い）でハーフタイム。

第3クオーターはともにTDなしでFGだけ。ベアーズは難しいFGを決め、苦しいながらもTDで逆転できるスコアで最終クオーターへ。
その最後第4クオーター大事な場面で、ベアーズオフェンスは2ドライブ連続インターセプト（特に最初のは、ベアーズのいいプレイの直後でそのままリターンタッチダウン）を喫して万事休す。
ベアーズのディフェンスは苦しくなってから本領発揮しましたが、すでに手遅れ。悪天候の試合とはいえ、ベアーズのオフェンスが悪すぎました。
MVPはコルツのQBマニング。なんだかんだいっても妥当な線でしょう。

で、なんと言っても一番気になったのがNHK BS のアナウンサーです。素人です。そのくせ「しったか」君です。用語がおかしいし、プレイに関する知識がなさすぎです。いや、全然なくて素人でーす、視聴者代表でーす、ならいいんです。そうじゃなくて聞きかじりでしかも、解説者がアナウンサーにフォローしてます。逆でしょう。
聞いてて非常に耳障り。アナウンサーがアホだから解説者も大変だったでしょう。NHKもなんで、そんなアナウンサーをスーパーボウルに連れて行くのか全く意味不明。

ああ、愚痴ってしまった。NHKではいつものことなのに。でも、久しぶりにスーパーボウルの生中継を見られて楽しかったです。いい天候で試合をさせてあげたかったです。

日テレでスーパーボウルの放送をしていますが、こちらは安心して見ていられます。ちょっとアナウンサーがはしゃぎすぎなのと、ゲストがうるさいですが、NHKよりはましです。

月曜はのんびりしましたが、その分火曜から仕事がたまってます>_<

***
トリビア：スーパーボウルの「ボウル」は ball ではなく、bowl です。これは（アメリカン）フットボールのスタジアムがすり鉢状になっていることから競技場を意味しています。
料理でつかうボウルと同じです。カレッジフットボールのボウルゲーム（オレンジボウル、シュガーボウル、コットンボウル、ローズボウル等）のボウルも全部 bowl です。
意外と勘違いしやすいので、ご注意ください。知り合いでちょっと天然入ってますが、長くアメリカにいた人でも super ball だと思っていた、と言ってました。

***
今日の画像はやはりロンドンの V&A博物館でみかけたものです。ピアノかチェンバレンかはよくわかりませんが、興味を惹きました。