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「模倣密室」レビュー
2007年02月10日 00:37
折原一さんの「模倣密室」を読み終わりましたので、レビューしておきます。題目からわかる通り、推理小説です。
シリーズキャラクター黒星警部の短編集で、相変わらず、コメディタッチで密室のパロディを書き続ける構成は面白いです。
これだけおちゃらけていると、埼玉県白岡町が田舎とコケにされていても大らかな気持ちで見ていられます(うちの親戚が、その回りの春日部や久喜にいます^_^;)。
密室のパロディみたいな構成ですが、その中身はちゃんと本格推理小説になっています。
本格ミステリーが嫌いな人でも、この味ならお気に召すのではないでしょうか。古典的なミステリーを読んでいた方がより楽しめますが、そうでなくても黒星警部のキャラクターが魅力的で一気に読めてしまいます。
首都圏では、9日の夜は雨になりました。カバンには折りたたみの小さく軽い傘をいつも突っ込んであるので、慌てませんでした。天気が悪い割には、雨だからか(雪でないので)寒くありません。
普通、この時期に雨が降ると手が冷たくなるはずですが、手袋しなくても平気、むしろコートを着なくてもいくらい暖かいです。
そうはいっても、去年は大雪だったわけですから、いくら今年が暖冬だからといって、これをもって「地球温暖化が進んでいる」というのはいいすぎでしょう。
でも、首都圏は雪に弱いので、ありがたいです。そういえば、この冬は私の自室ではほとんど暖房を使っていません。間接的に「環境にやさしい」ことをしてるかも。
今日の爆笑OAバトルは、5組目の得点が低かったですね。こんなのも運ですねぇ。
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トリビア: the というのは「あの」という意味で話し手と聞き手がお互いにわかっている(はずの)何かにつけます。
昔フランス語会話の授業(理系なのに、同級生にそそのかされて大学1年の時にとったのです)に、batnet (チョークくらいの大きさのバトン)を使った授業があり、最後に先生が donne les batnets といいました。
英語で言えば、give thebattons ですが、その意味は「授業で使ったすべてのバトンを持ってきて」ということでした。言われた学生さんは全部のバトンを拾って返していました。先生は「フランス語は一言ですんで便利でしょう☆」なんて言ってました。
西欧系の言語では定冠詞はきっと同じような概念でしょうから、こうした使い方もあるのか、と感心しました。
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今日の画像も大英博物館です。壁の両側に古代エジプトから「略奪」してきた見事なレリーフが飾られています。
最初喜んでみていた私は、これだけのコレクションがイギリスにあることに、急に悲しい気持ちがしてきた展示室です。
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